三宅島2000年7月8日噴火
by Isoji MIYAGI @ Geological Survey of Japan, AIST
- 写真撮影および現地報告
- 川辺禎久
- webページ作成
- 宮城磯治
- 作成日
- 2000年7月9(?)日
- ページデザインの変更
- 2008年5月7日水曜日
川辺(地調)は,三宅島にて地質調査(降灰分布,試料採取)を行っています.以下に,現地(川辺@地調)よりemailで送られてきた画像および文章を,宮城地調@が報告します.
- 関連ページ:
- 12日9時前,雄山への自動車道終点の駐車場.径50cmほどの噴石が落下している.周辺には5個ほどの同じくらいの大きさの噴石が認められる.ここには降灰はない.
- 12日9時過ぎ,駐車場から雄山登山道への入り口に落ちている噴石.登山道の木製階段を破壊して,径3mほどのインパクトクレーターを作っている.
- 12日14時半ごろ,鉢巻き林道,山分橋(三池浜の真西)における降灰.やや赤みがかった火山灰が約2cmの厚さで堆積している.ここでは,径4mmほどの火山灰にコーティングされた岩片を含むほか,細粒の火山灰もアグリゲートをつくる.
- 13日,11時過ぎ,雄山山頂三角点東約250mでの情況.噴石と火山灰で植生はほぼ破壊されている.