2000年9月13日
立命館大学 びわこ・草津キャンパス フォレストハウス
「ロボット・ロボティクス論よりロボチスト・ロボティシャン論を」 和田充雄
「ロボットとは何か」 広瀬茂男
「私論・ロボット学」 油田信一
「実用の知能ロボットを作りませんか」 中野栄二
「ロボットの効用に対する一考察」 谷江和雄
「人間共存型早稲田ロボットは売れるか」 菅野重樹
「日常物理学への挑戦」 有本 卓
「人工技能とロボティクス」 吉川恒夫
通産省 工技院 機械技術研究所 ロボット工学部 バイオロボティクス研究室
上記オーガナイズドセッションに関して,その主旨と狙い,特に科学史・科学論のサブセットとしての「ロボティクス史・ロボティクス論」という立場について説明する.
豊田工業大学 工学部 制御情報工学科 知能システム研究室
ロボットは面白い.見て面白く、触っても面白い.研究すると最高に面白い.なぜこんなに面白いのか.それを追及していくと、ロボティクスの問題点が鮮明になる.ロボットの虚像が見えてくる.
北海道大学 工学部 システム情報工学専攻 複雑系工学講座 混沌系工学分野
ロボットやロボティクスがもつ問題の大部分はロボチストやロボティシャンが生まれ育ち、彼ら彼女らが担うようになれば自ずと解決する。では、何故、それができていないのか、できるようにするにはどうすべきかを考えてみたい。
東京工業大学 機械宇宙学科 極限ロボット工学講座
ロボット工学を研究するものにとって根本問題であるロボットの定義に関して考察を加える。そして、これからのロボット工学の進むべき方向を探り、未来のロボットの姿を考える。
筑波大学 機能工学系 知能ロボット研究室
ロボット技術とは,人間(あるいは動物)のような{気の利いた,なんでも出来る,効率の良い,役に立つ,楽しい,…}機械の工学的実現のための技術である。この技術の特徴や目指すべき方向について,この技術を志す研究者の一人としての私見を述べる。
東北大学大学院 情報科学研究科 知能ロボティクス論研究室
これまで数多くの試作品が開発されたにもかかわらず、人間の活動空間で動き、多数購入されるような知能ロボットは、ペットロボットとしてのAIBOだけと言ってもよい。これではロボット産業など成り立たないし、技術も未熟なままである。実用になるロボットとその技術の開発がもっと重視されるべきであろう。
ロボット研究の学問的目標と、その目標がもつ技術的効果に対する考え方についての私見を述べる。
早稲田大学 理工学部 機械工学科 知能機械学研究室
早稲田ロボットの哲学?をふまえつつ,ロボットの実現可能性について論じる.
立命館大学 理工学部 機械システム系 ロボティクス学科 人間ロボット工学研究室
日常生活で人間なら普通に行う作業ほどロボットに代行させ難いといわれる。その原因をつきとめ、ロボットの学問体系で何が不足し、これを克服するためには何を研究すべきか、提言を試みる。その一例として、柔軟な指による物体操作の研究の試みを述べる。
京都大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 メカトロニクス研究室
ロボットとは人工技能を実現する機械であり,ロボティクスとは人工技能を実現するための方法論の体系であるという考え方をもとに,ロボティクスの現状をながめてみる.
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「ロボティクス史・ロボティクス論 −人間の営みとしてのロボティクス−」
荒井 裕彦
「なぜロボティクスはいつまでも面白いのか?」
梅谷 陽二
「ロボット・ロボティクス論よりロボチスト・ロボティシャン論を」
和田 充雄
「ロボットとは何か」
広瀬 茂男
「私論・ロボット学」
油田 信一
「実用の知能ロボットを作りませんか」
中野 栄二
「ロボットの効用に対する一考察」
「人間共存型早稲田ロボットは売れるか」
菅野 重樹
「日常物理学への挑戦」
有本 卓
「人工技能とロボティクス」
吉川 恒夫