フィンランド出張報告: 2003.03.16
by Isoji MIYAGI @ Geological Survey of Japan, AIST
- 写真・文:宮城磯治 (産総研・国際部門・国際地質協力室)※
- 出張者:笹田政克&宮城磯治
- 作成日:平成15年4月22日(火)
- 修正日:平成16年6月16日(水)
- デザイン変更:2008年2月4日月曜日
※産業技術総合研究所→活断層・火山研究部門→マグマ活動研究グループ:主任研究員
0日目…移動日
目次 |
概要
3月16日(日曜日)は,現地への移動をおこなった.
AM:移動 成田(11時55分)→ヘルシンキ(翌15時20分)
PM:移動 ヘルシンキのホテルへ ヘルシンキ泊
得られた資料(移動日〜翌日の午前中)
- Kiitos, by フィンランド航空, 2002, Finnair In-flight Magazine No. 18 Autumn 2002-Winter 2003.
※ フィンランド航空機内誌「キートス」.日本語.55ページ. ご自由にお持ち帰りください,とあったので,いただいた. - フィンランド南部の道路地図.1:200,000.
※ Genimap社のTiekarttaシリーズ
- Turku - Maarianhamina,
- Helsinki - Ha:meenlinna,
- Lahti - Lappeenranta,
- Tempere - Pori,
- Jyva:skyla: - Mikkeli,
- Savonlinna - Joensuu
:6:20 つくばセンター発のバスで成田に向かう.
:左:フィンランド航空のMD-11型機,3発エンジン.AY074.機長はユーゴネンさん,副操縦士はグリスタさん.搭乗後間もなくフィンランド語/英語/日本語によるアナウンスがはじまった.11:55離陸予定のところ,12:15ごろ離陸.
右:機内のGPS航跡表示.離陸後数10分間は速度 (500km/h) と高度 (2000m) を抑え,海岸付近でUターンし,北関東で高度・速度をぐんぐんあげる (12:26=3000m; 12:29=3000m,800km/h).13:00には進路は真北になっていた.北極を中心にした地図をみると,日本とフィンランドの距離は意外に近い.
:左:日本海に達する頃には飛行も安定し,機内食がでた.KOFFはフィンランドのビール.通路側だったのでトイレに立つ気兼ねなく,ビールを飲めた.
右:15時ごろ,ロシアの上空にて.
:左:20:15(日本時間.現地時間=13:15)頃,ヘルシンキ(ヴァンター)空港着陸の2時間前に再び機内食.
右:時計まわりにぐるっと旋回し,ヘルシンキヴァンター空港の滑走路にアプローチ.22:24 着陸.
:22:50 (日本時間;現地時間=15:50) に,ヴァンターからヘルシンキ駅にむかうバスに乗る.このバスの料金は3ユーロ.約5ユーロの急行バスもある.
:左:ホテルの部屋.ヘルシンキの物価は日本の3〜5割増しぐらいの印象を受けた.日本の旅行業者さんにお願いして安い宿を選んでおいたが,それでも1万2〜3千円/泊ぐらい.
右:シャワー室.アメリカやニュージーランドとはちがって,シャワーヘッドが壁に固定されていないのはありがたい.
:日本とフィンランドの時差は7時間.いつもより7時間遅く寝起きしなければならない.とにかく寝てはいけないので,ヘルシンキ市内を歩きまわった.建物はみな歴史を感じさせる造りで,美しくライトアップされている.
:マーケット広場ちかくの凍りついた海.岸辺では氷の「皮」がぐにゃぐにゃと折り畳まれたように見える部分があり,ハワイのキラウエアイキ溶岩湖を連想した.
ヘルシンキ市内の店の顔ぶれは,ブティックか,ギャラリーか,時計装飾品か,あるいはファーストフード/高級レストラン/民族料理店,といったところ.
:19:20 (現地時間;日本時間=翌02:20) ホテルに戻る.タオルかけに触ってびっくり!熱い!!.温水(飲み頃のお茶ほどの)がパイプの中を通っている.
時差調整のため,もうひと頑張り起きてから就寝.