接続方法

Wii®リモコンプラス™を使用する場合は、WR-AOTSVer. 2.10 アプリケーションソフトウェアを起動する前に、Wii®リモコンプラス™をパーソナルコンピュータに接続する必要があります。

ここでは、以下のBluetoothソフトウェアを例として、Wii®リモコンプラス™とパーソナルコンピュータをBluetoothで接続する方法を説明します。Wii®リモコンプラス™に電池を入れて御準備下さい。

Planex BT-Micro4 Driver/Utility

※ 以下からダウンロードできます

  1. Bluetooth設定を起動します。

    Windows®画面タスクバー内の通知アイコンの中のBluetoothアイコン(カーソルを合わせるとBluetooth Managerと表示されます)をダブルクリックして、Bluetooth設定を起動して下さい。

    この図は、通知アイコンの中のBluetoothアイコンを示す図です。
  2. Bluetooth設定ウィンドウが開きます。

    BluetoothアイコンをダブルクリックするとBluetooth設定ウィンドウが開きますので、新しい接続ボタンを押して下さい。

    この図は、Bluetooth設定ウィンドウで新しい接続ボタンを押す図です。
    Copyright © 2013 Planex & Toshiba.
  3. 新しい接続の追加ウィザードが開きます。

    新しい接続ボタンを押すと、新しい接続の追加ウィザードウィンドウが開きます。エクスプレスモードを選択して次へボタンを押して下さい。

    この図は、新しい接続の追加ウィザードのウィンドウ上で、エクスプレスモードを選択して次へボタンを押す図です。
    Copyright © 2013 Planex & Toshiba.
  4. パソコンにWii®リモコンプラス™を認識させます。

    次へボタンを押すと、デバイスの選択状態となり、パーソナルコンピュータは、接続可能なBluetooth機器を探し始めます。ここで、Wii®リモコンプラス™の背面の赤い小さなSYNCボタンを押して下さい(ボタンはとても小さいので、ボールペンの先などを使うと押しやすいです)。ウィンドウ内にNintendo RVL-CNT-01-TRと表示されたら、次へボタンを押して下さい(表示されないときは、更新ボタンを押してみて下さい)。

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)の背面のSYNCボタンを押す図です。 この図は、新しい接続の追加ウィザードのデバイスの選択ウィンドウ上で、Nintendo RVL-CNT-01-TRが選択されていて、次へボタンを押す図です。
    Copyright © 2013 Planex & Toshiba.
  5. サービス検索状態になり、自動的にウィザードが閉じます。

    次へボタンを押すと、サービス検索状態となったあと、新しい接続の追加ウィザードウィンドウが自動的に閉じます。もしなかなか閉じない場合は、Wii®リモコンプラス™の表面のボタンを適当に押したりしてみて下さい。もしそれでも閉じなければ、ウィンドウ内のキャンセルボタンを押して手順をやり直してみて下さい。

    この図は、新しい接続の追加ウィザードのサービス検索状態ウィンドウの図です。
    Copyright © 2013 Planex & Toshiba.
  6. Bluetooth設定ウィンドウで接続完了の表示が出ます。

    新しい接続の追加ウィザードウィンドウが自動的に閉じると、もとのBluetooth設定ウィンドウに戻ります。ウィンドウ内に、Wii®リモコンプラス™を示すNintendo RVL-CNT-01-TRアイコンが表示され、緑と薄緑の鎖の図が表示されていることを御確認下さい。この緑と薄緑の鎖の図は、パーソナルコンピュータとWii®リモコンプラス™がBluetoothを介して接続されていることを表しています。

    この図は、Bluetooth設定ウィンドウで、Wii(R)リモコンプラス(TM)を示すNintendo RVL-CNT-01-TRアイコンが表示され、接続中を表す緑と灰色の鎖が表示されている図です。
    Copyright © 2013 Planex & Toshiba.

    これで接続手続きは完了です。

  7. (参考)接続を解除します。

    使用し終わった後は接続を解除します。Nintendo RVL-CNT-01-TRアイコンを右クリックすると、サブメニューが表示されますので、切断を選択して下さい。

    この図は、Bluetooth設定ウィンドウで、Wii(R)リモコンプラス(TM)を示すNintendo RVL-CNT-01-TRアイコンを右クリックしてサブメニューで切断を選択している図です。
    Copyright © 2013 Planex & Toshiba.

    アイコンから、緑と薄緑の鎖が消えます。これで接続解除は完了です。

    この図は、Bluetooth設定ウィンドウで、Wii(R)リモコンプラス(TM)を示すNintendo RVL-CNT-01-TRアイコンが表示され、接続中を表す緑と灰色の鎖が消えている図です。
    Copyright © 2013 Planex & Toshiba.
  8. (参考)2回目以降接続する場合。

    2回目以降接続する場合は、Bluetooth設定を起動すると、最初に接続したNintendo RVL-CNT-01-TRアイコンが残っていますので、これをダブルクリックして下さい。HIDデバイスの接続の準備をしてからOKボタンを押して下さい。というウィンドウが開きますので、Wii®リモコンプラス™の背面のSYNCボタンを押したあと、OKボタンを押して下さい。

    この図は、HIDデバイスの接続の準備をしてからOKボタンを押して下さいというウィンドウのOKボタンを押す図です。
    Copyright © 2013 Planex & Toshiba.

    これでアイコンに緑と薄緑の鎖の図が現れ、接続完了となります。

BlueSoleil 10

※ 以下からダウンロードできます

手順はPlanex BT-Micro4 Driver/Utilityとほぼ同等です。正常に接続が完了すると、画面上で以下のように、Nintendo RVL-CNT-01-TRアイコンと中央の黄色い丸との間に点線が表示されます。

この図は、Bluetooth設定ウィンドウで、Wii(R)リモコンプラス(TM)を示すNintendo RVL-CNT-01-TRアイコンが表示され、接続中を表す点線が表示されている図です。
Copyright © 2016 IVT.

※ ご参考までに、以下のBlueSoleilのメーカの説明(英語)もご覧下さい。

接続方法ここで終わり

装着方法

ここでは、Wii®リモコンプラス™を訓練生に装着する方法を説明します。

Wii®リモコンプラス™は、本体主要ボタン取付面が上方向、本体左側面が前方向、本体ソケット面が左方向となるように、訓練生の頭部に固定して下さい。

この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)の本体を斜めからみた写真です。主要ボタン取付面、左側面、及びソケット面が分かるように撮影されています。 この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)の本体主要ボタン取付面が上方向、本体左側面が前方向、本体ソケット面が頭部左方向であることを表す図です。

Wii®リモコンプラス™をヘッドホンに固定して使用する場合は、ヘッドバンドの頭頂部に、ベルトや強力両面テープなどで取り付けるとよいでしょう。その際は、左右を間違わないように御注意下さい。

Wii®リモコンプラス™をWR-AOTSVer. 2.10 で使用する場合、十字ボタンが右側、電池ボックスやWiiロゴが左側になります。通常ゲームコントローラとして使用する場合とは逆ですのでご注意下さい。

この図は、ヘッドホンのヘッドバンドにWii(R)リモコンプラス(TM)を装着している写真です。 この図は、ヘッドホンのヘッドバンドにWii(R)リモコンプラス(TM)を装着している図です。
装着方法ここで終わり

校正方法

実行の前に、Wii®リモコンプラス™内蔵センサの校正が必要になります。

GPSを同時に使用する場合は、GPSの校正も必要になります。GPSの校正もほぼ同じ手順ですが、詳しくはGPSの校正方法を読み下さい。

  1. Wiiチェックボックスをチェックします。

    Wii®リモコンプラス™をパーソナルコンピュータに接続後、WR-AOTSVer. 2.10 アプリケーションソフトウェアを起動して下さい。そして、Wiiチェックボックスにチェックが入っていることを確認して下さい。

    この図は、Wiiチェックボックスにチェックを入れる図です。
  2. 訓練開始状態で訓練生を静止させます。

    Wii®リモコンプラス™を装着した訓練生を、訓練が開始できる状態で静止させて下さい。この時の訓練生の頭部の位置と方向が、訓練環境内における初期位置(訓練環境の原点)と南方向(訓練環境の上方向)となります。

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)とヘッドホンを装着した訓練生が、訓練開始状態で静止している図です。 この図は、訓練環境モニタ内で、訓練生の頭部の位置と方向が、訓練環境内での初期位置(訓練環境の原点)と南方向(訓練環境の上方向)であることを表している図です。
  3. いよいよ校正します。

    準備ができたら、校正ボタンを押して下さい。校正しますか?という質問ウィンドウが開きますので、OKを押して下さい。これで校正が開始されます。校正に2秒間ほどかかりますので、その間はWii®リモコンプラス™を動かさないで下さい。

    この図は、校正ボタンを押す図です。 この図は、校正の質問ウィンドウでOKボタンを押す図です。
校正方法ここで終わり

移動方法

訓練環境内の訓練生を移動させるには、実行されている状態(実行ボタンが押されて動作インジケータが実行となっている状態)で操作を行います。Wii®リモコンプラス™を使った移動には、平行移動回転移動制動、及び帰還の4種類があります。

この図は、再生ボタンが押されている図です。 この図は、動作インジケータが実行となっている状態の図です。
  • 平行移動(場所を移動します)

    安定操作モードが有効の時は、Wii®リモコンプラス™の本体と一緒に歩行すると、頭部の方向と同じ方向に訓練環境内の訓練生が前進します。また歩行を停止すると、前進も停止します。

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)の本体が前方に平行移動している図です。 この図は、訓練環境モニタ内で訓練生が頭部の方向と同じ方向に平行移動して前進している図です。

    また、Wii®リモコンプラス™の十字ボタンの左ボタン(つまり頭部前方向のボタン)を押すと、頭部の方向と同じ方向に秒速1.5 mの速さで訓練環境内の訓練生が前進します。また右ボタン(つまり頭部後方向のボタン)で後退します。なお、キーを離すと停止します。

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)の十字ボタンの左ボタンまたは右ボタンを押す図です。 この図は、訓練環境モニタ内で訓練生が頭部の方向と同じ方向に平行移動している図です。

    安定操作モードが無効の時は、Wii®リモコンプラス™の本体を平行移動すると、その動きと同じ方向及び距離に訓練環境内の訓練生が平行移動します。この場合、頭部の方向と移動方向は同じである必要はありません(斜め歩きや横歩きもできます)。

    Wii®リモコンプラス™の加速度センサに含まれている計測誤差により、平行移動の様子が実際とは異なる場合があります。その場合には、安定操作モードを有効にし、前述の操作で代行して下さい

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)の本体が平行移動している図です。 この図は、訓練環境モニタ内で訓練生が頭部の方向と別の方向に平行移動している図です。
  • 回転移動(頭部の向きを変えます)

    Wii®リモコンプラス™の本体を回転移動すると、その動きと同じ回転方向及び角度に訓練環境内の訓練生が回転移動します。ただし、安定操作モードが有効の時は、左右の回転(頭を横に振る動作)のみ有効で、上下の回転(頭を上下に振ったり、首を傾げる動作)は無効となります。

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)の本体が回転動している図です。 この図は、訓練環境モニタ内で訓練生が回転移動している図です。

    または、Wii®リモコンプラス™の十字ボタンの上下ボタン(つまり頭部右左方向のボタン)を押すと、右左に秒速約60°の速さで訓練環境内の訓練生の頭部が回転します。なお、キーを離すと停止します。

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)の十字ボタンの上ボタンまたは下ボタンを押す図です。 この図は、訓練環境モニタ内で訓練生が両方向に回転移動している図です。
  • 制動(動きを止めます)

    Wii®リモコンプラス™のAボタンを押すと、訓練環境内の訓練生が静止します。訓練環境内の訓練生の動きが不安定な場合(例えば移動の操作をしていないのに移動し続けるなど)に使用します。

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)のAボタンを押す図です。 この図は、訓練環境モニタ内で訓練生が動きを止めている図です。
  • 帰還(最初の場所に戻します)

    Wii®リモコンプラス™のHOMEボタンを押すと、訓練環境内の訓練生が最初にいた場所(訓練環境の原点)に戻ります。

    ※ 帰還の操作を行うと、Wii®リモコンプラス™は再度校正され、この操作を行った瞬間に実際に訓練生がいた位置が、あらためて訓練環境内における初期位置(訓練環境の原点)とみなされます。

    この図は、Wii(R)リモコンプラス(TM)のホームボタンを押す図です。 この図は、訓練環境モニタ内で訓練生が原点に帰る図です。
移動方法ここで終わり