アップデート方法
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フォルダ内の確認
WR-AOTS-210
フォルダの中に、以下の6つのアイテムが入っていることを御確認下さい。- WR-AOTS.exe
- vadmgr.dll
- Soundsフォルダ
- Lessonsフォルダ
- Languageフォルダ
- HRTFフォルダ
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御自分で追加した訓練環境データのコピー
Ver. 2.09 編集ウィンドウなどを用いて御自分で追加した訓練環境データファイルがもしあれば、WR-AOTS-209 の Lessonsフォルダから、WR-AOTS-210 の Lessonsフォルダへコピーして下さい。その際、日本語で書かれた訓練環境データは、Lessonsフォルダの中の
日本語
フォルダに保管することをお勧めします。※ もし御自分で追加した訓練環境データファイルをVer. 2.09の Lessonsフォルダ以外の場所に保管している場合は、この作業は必要ありません。
※ Ver. 2.09以前では、日本語の訓練環境データファイルは文字コードがShift-JISでしたが、Ver. 2.10以降ではUTF-8に統一されます。Ver. 2.09以前のバージョンで御自分で作成した日本語のShift-JISの訓練環境データファイルは、Ver. 2.10以降のバーションで一旦読み込み、再度保存するとUTF-8で保存できます。
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御自分で追加した音源データのコピー
Ver. 2.09 において御自分で追加した音源データファイルがもしあれば、WR-AOTS-209 の Soundsフォルダから、WR-AOTS-210 の Soundsフォルダへコピーして下さい。この作業を行わないと、御自分で追加した音源データはVer. 2.10 で使用できなくなります。
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以上でアップデート完了
今後は、Ver. 2.10 をお使い下さい。
※起動時にエラーが出る場合は、Q&Aをご覧下さい。
変更点
今回の更新では、以下の2つの変更を行いました。
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自動車の停止・発進の動作、及び減速・加速によるエンジン音の変化が再現可能になりました。
Ver. 2.10 では、自動車の停止・発進の動作、及び減速・加速によるエンジン音の変化が再現可能になりました。これにより、自動車の音を手がかりに、横断歩道が横断可能な状態にあるか否かを判断する訓練が可能になりました。また、減速・加速によるエンジン音の変化は旋回(カーブを曲がる動作)にも適用されます。
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ユーザインタフェースのアクセシビリティを向上しました。
Ver. 2.10 では、ユーザインタフェースのアクセシビリティを大幅に向上しました。
- スクリーンリーダや点字ディスプレイで表示される範囲、及びキーボードのみで操作できる範囲を拡大しました。
- 文字のサイズやコントラストを改善しました。
- 訓練環境モニタのグレースケール表示を可能にしました。
- スイッチ類のインジケータを、有効/無効/必須に応じて点灯形状が変化するようにしました。
- 多言語対応としました。現在、日本語、英語、中国語(簡体字)、及び韓国語に対応しています。また今後、対応する言語の種類は容易に増やすことができます。
- 使用頻度の低いチェックボックス類は非表示とし、できるだけシンプルなユーザインタフェースとしました。