音声命令
- ISO/IEC 30122
Information technology - User interfaces - Voice commands.
(音声命令)- Part 1 - Framework and general guidance(枠組みと一般指針)、2016年8月1日発行
- Part 2 - Constructing and testing(構築と検証)、2017年2月9日発行
- Part 3 - Translation and localization(翻訳及び地域対応)、2017年2月24日発行
- Part 4 - Management of voice command registration(音声命令登録の管理)、2016年8月1日発行
- JIS X 9305
情報技術-ユーザインタフェース-音声命令
- 第1部:枠組及び総則、2018年11月20日制定
- 第2部:構築及び試験、2021年1月20日制定
- 第3部:翻訳及び地域対応、2021年1月20日制定
最近、音声で操作できる情報機器が増えてきました。アクセスに困難を持つ人(例えば画面が見えない人、キーボードやマウスが使えない人など)にとって大変便利です。しかし、音声命令が統一されていなかったり、音声認識の性能が低いと、情報機器が音声命令を理解できない可能性があります。このような問題が起こらないようにするために、音声命令に関するいろいろな標準を制定しました。
アクセシビリティ設定
- (新)ISO/IEC 20071-5:2022
Information technology - User interface component accessibility - Part 5: Accessible user interfaces for accessibility settings on information devices
(情報機器におけるアクセシビリティ設定のアクセシブルなユーザインタフェース)、2022年5月10日発行 - (旧)ISO/IEC 24786:2009
Information technology - User interfaces - Accessible user interface for accessibility settings
(アクセシビリティ設定のアクセシブルなユーザインタフェース)、2009年12月7日発行 - JIS X8341-7:2011
高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス−第7部:アクセシビリティ設定
、2011年8月22日公示
※ISO/IEC 24786:2009は、最新技術に対応できるように、ISO/IEC 20071-5:2022として改訂されました。
現在の情報機器(主にコンピュータ)は、アクセスに困難を持つ人(例えば画面が見えない人、キーボードやマウスが使えない人など)にも操作できるように、幾つかのアクセシビリティ機能を持っています。それらの機能はISO 9241-171によって定義されています。しかしながら、それらのアクセシビリティ機能を有効にし設定するユーザインタフェースがアクセシブルではないという問題を抱えています。
この問題を解決してアクセスに困難を持つ人達が自力で情報機器を操作できるようにするために、ISO/IEC 20071-5:2022およびJIS X8341-7:2011では、アクセシビリティ設定のアクセシブルなユーザインタフェースの標準を定めています。