実行手順
実行モジュールを 'cg_exe', 'sd_exe. 'tddft_exe'の順に実行
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
TDDFT計算を行うには3つの異なる実行モジュールが必要です。
最初の2つの実行モジュール'
cg_exe' and '
sd_exe'はTDDFT計算を行うための初期の波動関数を用意するのに必要です。
FPSEID
21コードはG空間上でフルグリッドの平面波基底を用います。
一方で、通常のバンド計算で求められる波動関数は、G空間のcompact sphere内で表現されますが、これら2個の実行モジュールでフルグリッドの平面波基底に拡張されます。
最後の実行モジュール '
tddft_exe'は電子-イオン実時間ダイナミクスの計算を行います。TDDFT計算のために必要な入力データ生成の流れは左図であらわされています。
このマニュアルでは入力データや実行スクリプトの詳細をH終端されたSi(111)スラブモデルの場合を例題に説明します。 TDDFT計算はレーザー照射によるH脱離現象をシミュレーションします。
もし上で述べた3つの実行モジュールをまだ生成していないユーザーは、
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