地調のヒップ設置作業風景

by Isoji MIYAGI @ Geological Survey of Japan, AIST

文責:宮城磯治
作成日:2000年?月
デザイン変更:2008年2月7日木曜日


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2000年3月22日の朝,高圧ガス取締法に関する幾多の許可申請をのりこえて,やっとヒップが納品されました.

ヒップはかなりの重量です.搬送トラックから建物への移動にはクレーンを使用します.

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空飛ぶヒップ!.なかなか珍しい光景です.

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左:実験棟の入口

右:実験棟からこの入口を見たところ.かなり長い廊下を,ローラーのついたジャッキでゆっくりと運びます.廊下の幅はギリギリでした(もちろん通れることは事前の測定で確認済みです).

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実験室(123号室)の入口もぎりぎりでした.

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所定の位置に,ぴったりと設置します.コンクリートドリルでアンカーを打ち込み,しっかり固定します.

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150気圧のガス配管(ガスボンベから本体までの配管)を組み立てます.配管は銅製,銀ろう(?)ずけで接着します.

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冷却水製造装置や,空圧バルブ用の圧搾空気製造機などを隣りにおきます.ほぼ完成.試運転は順調におわりました.

まさかこの数日後に有珠山と三宅島が続いて噴火するとは,そして噴火の対応に追われてとても高圧実験どころではなくなるとは,この時は夢にも思いませんでした.

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