山飛び 13〜15本目 1998年 10月04日
今日も、いい天気。
着いたら、即NASAバンにグライダーを載せて、テイクオフへ。
テイクオフに着いてびっくり!!
なんという機体の数だっ!
グライダーを組むところを探すのに一苦労。
やっと組んだけど、また、イントラの方がいなくなる。
あー、早く無線誘導卒業してガンガン飛びたい。
しかし、テイクオフに強いフォローが入ってくるようになる。
こうなると、だれも飛べない。
時折、勇気ある方がフォローの弱くなる一瞬をついてテイクオフして、みんなの拍手をもらっていた。
かっこいい。
●山飛び13本目
結局、テイクオフは12時すぎ。
ちょっとフォローだったけど、じれているのでおかまいなし。
元祖「ロケットスタート1」で余裕のテイクオフ。
ランディングアプローチはまあまあ。
しかし、ランディングは最悪。
ターゲットをねらって土手をぎりぎりで越えようと思ったが、越えられず、足がひっかかってそのまま前にノーズクラッシュ。
お昼でみんな見てたので恥ずかしかった。
●山飛び14本目
テイクオフは14時すぎ。
テイクオフの風は、東1〜2。
余裕のテイクオフ。
前の機体が、石切場の方に向かったので、リッジがあるんだと思って後を追う。
はまった。
南風だったので、ローターをかぶって沈む。
前の機体は、パラ前であげるために右に行っただけだった。
初飛びのときのような低い高度でランディングアプローチ。
ランディングはまだ雑。
●山飛び15本目
早くしないと日没だ。
急いで機体を組む。
めずらしく、夕方なのに風は穏やかな東。
テイクオフは楽勝、高度ロスは最小限。
西風なのでランディングアプローチは2回目のオーバーヘッド。
ランディングの向こう側までいってもまだ高度に余裕があったので、右90°のあと、右180°。
左180°のあと、まだ高度に余裕があったが、右90°のファイナルきって、急降下。
あんなにコントロールバーを引き込んだのははじめてかなあ。
速度は45くらいかなあ。
それでも、オーバーしそうだったので、ターゲット手前で少し右にそれて減速、フレア。
コントロールバーを引き込むのに快感を覚えてしまった。
困ったなあ、病み付きになりそう…。(笑)
三上さん、小松原さん、矢野さん初飛びおめでとうございました。
- 山飛び 16本目 1998年 10月10日
- いやー、今日は大変でしたっ。
テイクオフが西風で今日昼間は数える程の方しかテイクオフできませんでした。
そのときテイクオフしていった方には、おしみない拍手がおくられていました。
一人、西テイクオフから飛んで、高度を上げて東に降りた方がいて、かっこよかったです。
ほとんどの機体は、車に積んで降りたか、西テイクオフから西ランディングに降りたか、
夕方をねらって飛んだかのいづれかでした。
●山飛び16本目
さて、朝からテイクオフに上がって、飛べたのは、16:50分。
17時の日没クローズ直前です。
それでも飛べたのは幸運でした。
テイクオフは、フォローのおさまる合間をねらってだったので、ロケットスタートその1でした。(笑)
しかし、思いっきり走ったのに、グライダーが浮く前にT.O.1のコンクリートがなくなってしまった。
そのままグライダーにぶっらさがったら、飛んでくれたので助かったが、
テイクオフを甘く見ると痛い目にあいそうだと思った。
現に、今日スタ沈が2回あった。
テイクオフのあとは、夕方だったせいか、穏やかだったが、対地速度が異様に速いことに気がついた。
西風つまりフォローの中を飛んでいるのだ。
いつもより高度が低い。
なるべく最小沈下速度付近で飛ぶようにする。
ランディングアプローチは、西風コース。
ランディング北端を通過して、西側に回りこむ。
高度処理は、右90°、右180°、左90°からランディング。
また、バーをひざを越えて引き込む。
地面すれすれで、ちょっと右にむけて、水気の少ない田んぼを選んで減速、フレア。
どうも、フレアの角度が浅い。
イントラの方にも指摘される。
ハーネスの座った姿勢から完全に変形(?!)できていなくて、腰が引けているのだと思う。
明日は重点的に改善しよう。
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- 山飛び 17、18本目 1998年 10月11日
- 今日は朝からつくばでも北風が強かったので、ゆっくり10時ごろに足尾に行った。
案の定、車は一台もテイクオフに上がっていなかった。
お昼頃から、上級の方が飛び始める。
無線誘導組も、2時頃から出発。
●山飛び17本目
テイクオフにつくと、4〜5m/sの強いアゲンスト。
道路の奥の方で組み立てる。
今日は、よく車が通るので、急いで組み立ててテイクオフに向かう。
風が強いので、スターターの方がT.O.1の横の草地からテイクオフさせていた。
14時40分、テイクオフ。
風は、3〜4m/sにおさまっていたので、テイクオフは結構余裕。
途中荒れているのを覚悟していたが、上下動は結構あるが、全然大丈夫。
ランディングは北に備えて高高度を保つが、みんな東からランディングしているのが見えたので、
東風アプローチでいくことにした。
なかなか高い高度で入ってきたので、左90°右180°左180°右180°左90°でランディング。
ファイナルを切る前にバーを引いて加速して、そのままファイナルターンをして、
スピードをつけて降りて行くと、ターゲットに寄せるコントロールがしやすい。
ランディングは、ターゲット1m手前。
しかし、またしても、フレアが不十分。
手が前方に伸びていてちっとも翼の角度がついていない。
●山飛び18本目
テイクオフに着いて、初飛びでスタート直後杉山に不時着した方のファルコンの折れたスパーを見て驚く。
幸い大きな怪我はなかったようですが、また必ず復活して一緒に飛べることを祈ってます。
さて、日没前なので、急いで組む。
組んだら、速攻テイクオフに向かう。
スターターの方にスイングラインが長いとフレアがかかりにくいよって言われたので、あわてて短くしてみる。
あいかわらずテイクオフは4〜5m/sの強いアゲンスト。
テイクオフするとき、ホールドでちょっと右に傾いたがそのまま「えいっ」って出てしまう。
案の定、右に大きくとられて、修正。
しかし、速度があまりでてないので、コントロールが渋い。
いそいで、バーをひいて速度をつけると、今度はおつりの左が急にきいてくる。
あわてて立て直してセーフ。
軍手をはめていると、バープレッシャーを感じる感覚が鈍くなっていた。
でも、これからの季節は手袋にもなれないと飛べない。
テイクオフは16時40分。
後ろに、日没が見える。
下やランディングはもちろん日没後で山陰になっていた。
どこを飛んでも同じだろうから、最短コースを選ぶ。
無線から、「これがうまくいけば、無線とります。」との一言。
気合いが入る!!
さて、ランディングアプローチに入ろうと思ったら、フローターのステディーが下で高度処理をやっていた。
失速速度に近付けて、高度ロスをふせいで時間を稼ぎながらゆっくり高度処理する。
東風アプローチで左90°右180°左180°
まだ下の機体はランディングしない。
右180°右180°ステディーのランディングを確認。
すると、一気に我慢が爆発、思いっきりバーを引き込んで、左180°右90°からランディング。
ターゲットから5mくらいに着地。
しまった、無線とれるかどうかがかかってたんだ。
案の定、イントラの方にオーバーなことはしないようにっていわれてしまったが、
- 無線は無事卒業!!
これで、来週から、ガンガン飛べる!!
めでたしめでたし。(笑)
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- 山飛び 19本目 1998年 10月25日
- 今日は朝からつくばでも快晴、9時半ごろに足尾についた。
車はほとんどテイクオフに上がっていた。
イントラの方に、今日はどうですかと聞くと、バンバン飛んでるよっというので、
急いでNASAバンにグライダーを積み込んで、テイクオフにあがる。
●山飛び19本目
テイクオフにつくと、4〜5m/sの強いフォロー。
だまされたっ!!
ランディングにある望遠鏡で、テイクオフの風の確認をするんだった。
板敷で大会があるせいか、グライダーは多くて、組む場所がない。
めちゃめちゃ強い西風に、機体を組み立てる気力を失う。
正午をすぎると、上級機が西テイクオフから出だす。
ひたすら風待ち。
15時すぎに、ようやく西風少し弱くなりはじめる。
テイクオフが無風になったので、東テイクオフからも、出ていくようになる。
シングルも出るようになり、フローター一番乗りで出ることになる。
届くかな?
16時10分、テイクオフ。
無風だが、シングルのファルコンは思いきり走ればテイクオフは結構余裕。
相当強い西風のローターによる荒れを覚悟していたが、全然大丈夫。
しかし、高度はどんどん落ちる。
石切場がとても近く見えるので、失速直前まで速度を落として沈下率低下を防ぐ。
猿壁を越えてからはローターの影響は小さくなったが、依然として対地速度が速い。
講習上空には、かなり余裕の高度で到達した。
それを見て、無線でフローター大丈夫だから出しますと言っているのが聞こえる。
高度処理は、下に1機ランディング前の機体が見えたので、ゆっくり行う。
南風なので、東風アプローチで高度処理するが、南風は横風なので左右の移動速度が
全然違うどころか、左右の旋回の入り具合も全然ちがう。
これは、いい体験になった。
高度処理は、最初に左90B、南風で左に行きすぎた。
右180B、風上に向かう。
ここで、ランディングの風は穏やかとの情報を思い出して、距離をとるために、右180B。
また、右180Bで、次をファイナルにしようか悩む。
今回は、スピードを上げたランディングはやめて、ターンを多くすることにした。
左180B。
しかし、南風は強くなっていたのだが、気付かなくって、左に行きすぎる。
高度がもうない。
右90Bターンがスピードが遅いせいで、鈍い。
セイタカアワダチソウの荒れ地の上をかすめて、機体を風上に向け、スピードを上げる。
ターゲット手前の土手を気にして減速していると、フレアが遅れ、フレアなしのランディングになってしまった。
ランディングしてから、気がついた。
南風、つよいっ!!
結局、今日はこれ1本。
次のフライトは、また2週間後になるので、ちょっと残念。
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- 山飛び 20本目 1998年 11月07日
- 今日は天気予報が昼前から雨。
なんとか雨降る前に1本飛んで20本の大台にのせようと、
気合いを入れて、9時ごろに足尾についた。
やはり、天気予報のせいか、テイクオフにはあまり機体はなかった。
しかし、雨が降る様子はない。
これは、今日はがんがん飛べてラッキーかなっとちょっと喜んだのもつかの間、
北風の中、飛び出していったダブルの機体が沈む沈む。
これでは、シングルはランディングまで届かない。
ひたすら待つ。テイクオフは寒い。
お昼を過ぎた頃から、ダブルがみんな出ていっていなくなり、ダミーがなくなった。
ようやく、シングルのハングハーネス組が出ていったが、
みんなワンターンでぎりぎりランディングしている。
ついにフローター3機が残った。どうしよう。
と、そのとき、シングルのハングハーネス組がまたテイクオフに上がってきた。
先にテイクオフしていくが、北風ローターで荒れている。
フローターで届くかどうか、試してみることになった。ぼくで。(笑)
●山飛び20本目
テイクオフにつくと、3〜4m/sのアゲンスト。
14時30分、テイクオフ、問題なし。
というより、届くかどうかの瀬戸際で、テイクオフでミスってられない。
北風ローターを避けて、かなり右に寄る。
石切り場の真上を飛ぶくらい南よりに進路をとる。
こんなに低い高度で石切り場上空を飛ぶのは初めてだ。
大気の状態はもうめっちゃくちゃな荒れ荒れで、機体の姿勢修正に忙しい。
思いきりノーズを北東に向けた偏流飛行でランディング南端を目指す。
高度はどんどん落ちる。
無線で届かなければ、パラグライダーのランディングに着陸しなさいと指示が入る。
大丈夫。届く。
パラランディング手前で確信。
高度処理は、最初で最後の左90B旋回を少し遅らせて深くする程度。
ランディングの風は穏やかで、フレアも決まった。
とどいたっ!!
そう思った瞬間、NASAショップの屋根をかすめてすごい低さのSTEADY(ハングハーネス)が、
ファイナルターンもなしにぎりぎりランディングした。
やはり、シングルはきびしい。
結局、今日はこれ1本。
でも、届いたので自信になった。
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- 山飛び 21〜22本目 1998年 11月08日
昨日、足尾から帰ると弟がつくばに来ていた。
友達と一緒にうちに泊まっていった。
2時頃までしゃべって、2時半頃寝た。
次の日の朝は5時半起きで、高速ぶっ飛ばして、羽田空港まで
弟を送っていった。
いい天気だ。
空港の展望台から、飛び立っていく飛行機を見送ると、無性に飛びたくなった。
またまた高速ぶっ飛ばして足尾に向かった。
足尾についたら、12時半だった。
とぶぞおっ!!
●山飛び21本目
テイクオフにつくと、1〜2m/sのアゲンスト。
天気も晴れだし、ちょっと午前中の南風が残ってるが、条件抜群!!
13時30分、テイクオフ、問題なし。
南風はもう弱くなってほとんど東風だったが、念のため南風ローターを避けて、
かなり猿壁に寄る。
昨日と全く逆で、落ちないっ!!
猿壁すぎるあたりまで来ても、テイクオフと同じくらいの高度だ。
飛行状態もぽこぽこと上下する以外は、安定している。
この高度ならっと思い、デコ山の真上に行ってみる。
デコ山がはるか下に見える。
講習場に向かう。
講習上空でも、まだ高度が残っていたので、くるっと360度回ってみた。
余計なことしていたせいか、アプローチとフレアが雑になってしまった。
ランディングはターゲットから30mほど手前にはずれてしまった。
このフライトが大変恵まれた状態であったことに、この時まだ気がついていなかった。
そのせいで、この次のフライトで痛い目に会うことになる。
●山飛び22本目
テイクオフに再びあがると、3〜4m/sのアゲンスト。
条件は依然としていいが、山陰がだいぶのびている。
15時30分、テイクオフ、問題なし。
風はもうかなり東風だったが、日陰を避けてまたまたかなり猿壁に寄る。
意外に21本目と同様に、落ちないっ!!
猿壁あたりで、テイクオフより少し低いくらいの高度。
今回はあまりぽこぽこと上下しない。
またまた、デコ山の真上に行ってしまった。
デコ山が下に見えるが21本目より少しだけ低い。
ここで、何を思ったのかフローターなのに回してしまう。(自爆)
360度旋回はかなりの高度をロスする。
無線でイントラの方からおこられる。
回った後、ランディングを探して、あせる。
届くか?
高度が低いとかなり講習場まで遠く見える。
距離感覚が、21本目と違う。
結果的には、講習場上空にいつもの高度の7割くらいで届いたが、
それはコンディションに助けられてのことだった。
ランディングアプローチとランディングはうまくいったが、
デコ山のすぐ南で右旋回でまわったのは、南風が多少残っていた状況を考えると
最後の半周は山に向かって旋回することになり、かなり危険な行為
おまけに距離感覚もついていないので、届くかどうか心配になる有り様で、大反省。
順序よく練習していかなければっ。
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- 山飛び 23本目 1998年 11月14日
- 今日は、お天気テレビの風で西だったので、期待せずに足尾に行ったら、
案の定、望遠鏡の周りの方に「のぞかないほうがいいよ」
って言われた。(笑)
夕方に風向きが変わるのを待って、テイクオフに上がる。
●山飛び23本目
14時頃テイクオフに上がると、テイクオフ上空で旋回しているエクスタシーの板さんが、
もうすぐ東にかわるよーって教えてくれた。
その直後、そのとおり!!東に変わった。
14時30分、東にテイクオフ。
ちょっとスプレッターバーから手を抜くのが早かったが、
山陰を避けて猿壁にむかって、左に進路をとる。
高度ロスも少なく、結構高く講習上空についたので、
失速を試してみる。
徐々にスピードを落としていくと、ふっと風の音が消えて、し〜んとなる。
その直後、クッっとノーズが沈み、突然大きな風の音がするようになる。
直線でやっている限りでは、高度さえあれば、さほど恐いものではないので、
一度試しておいてよかったが、特に気持ちの良いものでもないので、
これっきりにしようと思った。
ランディングは、南風だから、高めに入ろうとは思っていたが、
ちょっと高く入りすぎたので、思いっきり引き込んでごかます。
ごまかしてばかりいると、基本ができないとイントラの方に注意される。
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- 山飛び 24、25本目 1998年 11月15日
- 関西から友人が遊びに来た。
案内するところがないので、足尾に連れてきてしまったのだ。(笑)
朝から、東風、快晴。
友人と一緒にテイクオフに上がる。
すごいグライダーの数!!
●山飛び24本目
10時40分テイクオフ。
テイクオフはまずまず。
多少左に寄る。
あまり落ちない。
きっちり偏流飛行で基本に忠実に飛ぶ。
高度処理もバンクの少ない緩やかなターンでこなす。
しかし、東風が強い。
ちょっと高度を落としすぎた。
ファイナルをきって、風に正対すると、なかなか進まずずぶずぶ落ちる。
ターゲットから、50m近く手前でランディングしてしまう。
風に気付くのが遅すぎた。
ちょうど菊田さんがテイクオフに上がるところだったので、グライダーのせてもらう。
そのとき、講習にむかう道をグライダーをホールドしてこっちにやってくる人をみつけた。
みんなで???どうして???と首をかしげる。ショートかなあ?
すぐ後に飛んだ人が、ボディランでアップライト曲げてたし、今日はなにかあるのかな?
●山飛び25本目
なんと、
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