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WR-AOTSVer. 2.09J 取扱説明書
Q&A

このページには、WR-AOTSVer. 2.09J の既知の不具合に関する情報、不具合対処方法、よくある質問などがあります。

本文

  • 幾つか原因が考えられます。御確認下さい。

    • Windows® OSの音量が小さく設定されている。
    • ヘッドホンが正しく接続されていない。
    • 3次元音響処理の準備に失敗した(この場合はアプリケーションを再起動すると改善することが多いです)。
    • Windows® Vistaにおいて、スタートメニューにアイコンを登録して、スタートメニューから起動している(アプリケーションの実行ファイル本体から起動すると改善します)
    • WR-AOTS-209フォルダ内のファイルやフォルダを別のフォルダに移動した(元に戻せば改善します)。
  • Windows® OSを起動してから最初にアプリケーションを起動した場合、実行ボタンを押してから実際に実行されて音が出始めるまで、最大2分ほど時間がかかることがあります。これは、3次元音響の処理の準備をするために最初だけ時間がかかるためで、異常ではありません。2回目以降はすぐに音が出るはずです。なおこれについては現在改良中であり、解決策が分かり次第アップデートの御案内を致します。

  • オーディオ出力として、DirectX®またはASIO®を選択すると、雑音が入ることがあります。できるだけMMEを御使用下さい。なお、Windows® XP / VistaではMMEを使用すると音が途切れる事がありますので、できるだけWindows® 7 / 8 / 8.1 を御使用下さい。

  • 3次元効果には個人差があります。現在個人差の問題を解決する方法を検討中です。解決策が分かり次第アップデートの御案内を致します。

  • 現在、壁からの反射は遠方からの環境音のみ対応しております。訓練環境内の音源については、遮音は再現しますが、反射は現在再現しません。今後改良します。

    また、障害物知覚がしずらい(圧迫感がよく分からない)場合は、別途障害物知覚訓練用音響で基礎訓練を行って下さい。

  • 現在、足音や白杖音の反射音の再現は対応しておりません。今後改良します。

  • Wii®リモコンプラス™が第3世代であるか御確認下さい。第3世代は、Bluetooth接続時に、機種名がNintendo RVL-CNT-01-TRと表示されます。これ以外の表示が出た場合(例えばNintendo RVL-CNT-01など)は、第2世代以前の可能性があります。WR-AOTSVer. 2.09Jは、第2世代以前の機種には対応していません。また、PC内蔵のBluetoothを使用している場合は、接続できても使用できない場合があります。推奨したBluetoothアダプタを御使用下さい。

  • Wii®リモコンプラス™内蔵の加速度センサの出力に大きな誤差が含まれており、現在のところ、歩行移動を正確に計測するに至っていません。現在ソフトウェアを改良中です。解決するまでの間、安定操作モードで御使用下さい。解決策が分かり次第アップデートの御案内を致します。

  • GPSの出力に大きな誤差が含まれており、現在のところ、歩行移動を正確に計測するに至っていません。現在ソフトウェアを改良中です。解決するまでの間、安定操作モードで御使用下さい。解決策が分かり次第アップデートの御案内を致します。

  • COMポートに何か別の周辺機器が接続されていると、その周辺機器がGPSであると誤認識されることがあります。その周辺機器をコンピュータから取り外すか、GPSチェックボックスからチェックを外して御使用下さい。

  • 実行中または停止ボタンを押した直後に終了ボタンを押すと、アプリケーションが正常終了しないことがあります。アプリケーションを終了する場合は、停止ボタンを押して数秒後に終了ボタンを押して下さい。

  • GPSまたはWii®リモコンプラス™が接続されていないのに、GPSまたはWiiチェックボックスにチェックが入っていると、校正または実行した場合にフリーズします。両チェックボックスを正しく設定して下さい。

  • アプリケーション起動時に、MSVCR120.dllが見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをインストールし直すとこの問題が解決される場合があります。というエラーメッセージが出る場合は、以下のMicrosoft®社のWebサイトからパッケージをダウンロードしてインストールして下さい。

  • 配布ソフトウェア一式は、ZIP圧縮前にアンチウィルスソフトMcAfee® VirusScan®の最新版でウィルスチェックを行っています。安心して御使用下さい。

  • 本取扱説明書は、画像のリンクの制御にJavaScriptを使用しております。ブラウザのJavaScriptの設定が有効になっていることを御確認下さい。

  • ソフトウェアには、東北大学電気通信研究所を始め、多くの研究機関が多額の研究費を投じて開発した技術が含まれています。ソフトウェアを無償で配布することに対しては、視覚障害者のために使用するという条件で各研究機関に承諾して頂いております。もしソースコードを公開すれば、無償配布したソフトウェアの中からそれらの技術の部分だけ切り離して、視覚障害者のため以外の目的に転用されてしまう可能性があります。従いまして、ソースコードは非公開とさせて頂いております。

  • 広範囲聴覚空間認知訓練システムは、あくまで歩行訓練初心者のための音による歩行環境シミュレータです。自動車学校におけるドライビングシミュレータと同じ位置づけであり、この訓練システムで歩行訓練の全てが行えるわけではありません。実環境での歩行訓練との併用が原則です。