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フォルダ内の確認
WR-AOTS-207
フォルダの中に、以下の5つのアイテムが入っていることを御確認下さい。
- WR-AOTS.exe
- vadmgr.dll
- Soundsフォルダ
- Lessonsフォルダ
- HRTFフォルダ
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御自分で追加した訓練環境データのコピー
Ver. 2.06J 編集ウィンドウなどを用いて御自分で追加した訓練環境データファイルがもしあれば、WR-AOTS-206 の Lessonsフォルダから、WR-AOTS-207 の Lessonsフォルダへコピーして下さい。その際、日本語で書かれた訓練環境データは、Lessonsフォルダの中の日本語
フォルダに保管することをお勧めします。
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御自分で追加した音源データのコピー
Ver. 2.06J において御自分で追加した音源データファイルがもしあれば、WR-AOTS-206 の Soundsフォルダから、WR-AOTS-207 の Soundsフォルダへコピーして下さい。この作業を行わないと、御自分で追加した音源データはVer. 2.07J で使用できなくなります。
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以上でアップデート完了
今後は、Ver. 2.07J をお使い下さい。
アップデート方法ここで終わり
今回の更新では、以下の5つの変更を行いました。
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音源の旋回を可能にしました。
Ver. 2.06J までは、音源は等速直線運動(同じ速さでまっすぐ移動)しかしませんでした。
Ver. 2.07J では、音源を旋回させることができます。これにより、自動車がカーブを曲がる様子を再現できますので、自動車の走行音で交差点を発見する訓練が可能です。
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音源の音量を調整可能にしました。
Ver. 2.06J までは、各音源の音量は変更できませんでした。
Ver. 2.07J では、各音源の音量を調整できます。これにより、特定の音を大きくしたり、不要な音を小さくしたりできますので、音の聞取りの訓練の難易度を調整できます。
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環境音の種類、方向、及び音量を調整可能にしました。
Ver. 2.06J までは、環境音の種類、方向、及び音量は変更できませんでした。
Ver. 2.07J では、これらを変更可能です。
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環境音の種類は、市街地音の他に、定常的な白色雑音(全ての周波数成分を含む雑音)、および桃色雑音(低い音が強い雑音)も選択可能です。雑音の中から目的の音を聞き取る訓練、及び環境音の反射・遮音による障害物知覚の訓練において、複雑な市街地音では聞取りが難しい初心者の訓練に最適です。
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環境音の方向は、東西南北の4方向の他に、2方向のみ、及び1方向のみも選択可能です。一般に環境音の方向が少ない方が壁の存在が分かりやすくなりますので、初心者の障害物知覚の訓練に最適です。
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環境音の音量を調整可能です。これにより、環境音の中から特定の音を聞き取る訓練の難易度を調整できます。
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反射・遮音の再現を改善しました。
Ver. 2.06J までは、壁による反射・遮音の再現が適切ではありませんでした。
Ver. 2.07J では、これらを改良して、初心者にも変化を分かりやすくしました。これにより、障害物知覚の練習がやりやすくなりました。
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訓練環境の読込・保存の不具合を修正しました。
Ver. 2.06J までは、訓練環境XMLファイルの読込・保存に不具合がありました(ただしソフトウェアの動作には影響ありません)。
Ver. 2.07J では、これらを修正しました。
変更点ここで終わり