重力データベースのDVD(2013)のデータを使って解析用のデータを準備する
- データを変換する。
- 具体的にラインデータを抜き出す方法は磁気異常と同じ。
- 海陸接合xyll_conic_230.txtのようなファイルは経度(度)、緯度(度)、ブーゲー異常(mgal;仮定密度2.30g/cm3)
- 初めにawkなどで必要なエリアのファイルを作成しておく。
- 抜き出したエリアについて緯度経度からutm座標に変換しておく。
- ラインデータを抜き出す。
- サンプルデータのエリア サンプルデータ
- 海陸接合xyll_conic_230.txtのようなファイルは経度(度)、緯度(度)、ブーゲー異常(mgal;仮定密度2.30g/cm3)
初期モデルの考え方の例
- 二層モデルで重力異常を説明する場合
- サンプルエリアの平均的な深度を見積もる → パワースペクトルを使う
- ブーゲー異常を計算するときの仮定密度が2.3g/cm3なので、基盤層は+0.4g/cm3くらいを妥当とする。
- フリーエアー異常(Δgf)が分かっていれば、単純ブーゲー異常の式(Δgb=Δgf+2πGHΔρ)からHを推定し初期モデルにしてもよい
- サンプルエリアの平均的な深度を見積もる → パワースペクトルを使う
- うまくいかないときはこの仮定を修正して再度計算する。
- 最近は、インバージョンの技術が格段に進んでいるので、ここで示した方法は時代遅れである。
- ただし、本質的な議論は大きく変わらない(はず)。
- 計算で勝負する人はそれぞれ論文を参照のこと。
- 単独のプリズムから重力異常を計算する例