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last updated 2024.1.31
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Profile
村瀬 至生(Norio MURASE)
国立研究開発法人産業技術総合研究所
関西センター
〒563-8577 大阪府池田市緑ヶ丘1-8-31
TEL:072-751-8483
FAX:072-751-9621
E-mail: n-murase*aist.go.jp(*を@に変更して使用してください。)
(兼業: ㈱量子材料技術 産総研技術移転ベンチャーのロゴ )
学歴
  • 1984年3月 東京大学理学部化学科卒業
  • 1986年3月 東京大学大学院理学系研究科修士課程修了(分子分光学専攻)
職歴
  • 1986年4月 ~1995年3月 日立製作所中央研究所で、超高密度光メモリーの研究。
  •                 博士(工学)を取得。
  • 1995年4月 ~2015年8月  産総研関西センターで、量子ドットの研究。
  •            研究遂行時の最後の所属は、健康医工学研究部門
  •            途中、経済省研究開発課、産総研四国センター、産総研評価部に1年ずつ勤務。
  •            また、客員教授(大阪電気通信大学、関西学院大学、中国 済南大学)を経験。
  • 2015年9月 ~現在      産総研関西センター、産学官連携推進室。
  •            但し、2021年4月に研究成果をもとにベンチャーを設立して兼業。
研究実績

蛍光性のコロイド量子ドットに着目し、耐久性向上と毒性回避を主要な研究テーマに設定。
(2023年のノーベル化学賞の分野。日本では、私が一番古くから蛍光体として研究していると思われます。)

ノーベル化学賞の受賞内容解説が、産総研公式ホームページに掲載されました。

主な成果(プレスリリース)は以下です。主に、ポスドクの李春亮博士、楊萍博士と共同で行いました。

1.明るく輝く半導体ナノ粒子分散ガラス(2002)
2.高輝度発光する新規なナノ粒子分散ガラス蛍光体を創出(2006)
3.高効率で蛍光を発するバイオ標識用ナノ粒子の作製に成功(2009)
4.量子ドットを高濃度で封じ込めた微小ガラスカプセル蛍光体を作製(2010)

これらの成果に対する企業等からの反響は多く、技術相談は約260件です。

産総研での研究関連の記録を、以下に示します。
学術論文 / 教育 / 特許 / トピックス / 著書・解説 / 国際学会の招待講演 / 実験装置 /
論文の引用リスト、Publons
論文の引用リスト、GoogleScholar


       研究の経緯 および 関連する主な外部予算(リンク)
村瀬の研究の経緯と公的資金