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毎年、2月頃に東京ビッグサイトで行われるnanotech展(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)に9回出展しました。
その展示の時に、宣伝用サンプルとしてビデオ会社の方が作製してくれたビデオです。(注意:音が出ます)


量子ドット分散ガラスカプセル(大きさ約50nm)のTEM像(左側)。右側は、それを三次元表示したもの。薄い白はシリカガラス層。白く光っているのが量子ドット(大きさ約5nm)。
電子材料用蛍光体や蛍光試薬として応用可能性を追究しています。
関係する文献は、本ホームページでリストした学術論文No. 56および87 。

量子ドット分散ガラスビーズの透過電子顕微鏡写真



金属のプラズモン吸収を利用した蛍光増強効果を狙った研究です。
大きさ約15nmの金ナノ粒子の周りを厚さを制御したシリカガラスで覆い、その表面に量子ドット(CdSe系)を付着させました。左側がTEM像、場所をを選んで三次元表示したものが右側。付着している量子ドットの数が、数えられます。

関係する発表は、日本セラミックス協会2014年 年会の発表番号3F19。

量子ドット付着ガラスコート金ナノ粒子の透過電子顕微鏡像

      (産総研 内田雄幸博士のご厚意により撮影、画像構成)

さらに、同じ試料の暗視野観察像(左)と元素分析(EDS分析)によるマッピング像(右)。Au, Cd, O, Siの成分の分布が確認できます。これらは、産総研内の電子顕微鏡技術セミナー 「微小領域の高感度高速元素分析・元素マッピングを可能とする新型透過電子顕微鏡」(2014年4月)で紹介されました。


      (同じく、内田雄幸博士のご厚意により撮影)

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