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Photograph of M. Y.
国立研究開発法人産業技術総合研究所
エレクトロニクス・製造領域研究戦略部
上席イノベーションコーディネータ
や まうち まこと

山内 真

 

プロフィール
1986年 京都大学理学部卒(宇宙物理学)
同年 工業技術院 機械技術研究所に入所
1999年 米国サンディエゴ州立大学客員研究員
2001年 組織改編により 独立行政法人 産業技術総合研究所
2013年 研究現場を離れ、産学官連携を行う業務に従事
2016年 現所属にてイノベーションコーディネータ
2018年 現所属にて上席イノベーションコーディネータ
研究時の専門分野は、光工学、光干渉計測、ホログラフィー、立体映像、拡張現実感等
現在は、広く製造技術に関わる産学官連携業務を担当
産業技術連携推進会議製造プロセス部会部会長、3Dものづくり特別分科会
博士(工学)

 

研究紹介
A) 対話的作業支援システムの研究
拡 張現実感技術(Augmented reality: AR)を用いれば、現実物体上に仮想映像を重ね合わせて表示することができるので、作業方法や作業手順を作業者に伝えることができます。ヘッ ドマウントディスプレイを用いたARシステムを開発し、対話的に作業者を支援するシステムの開発を行いました。具体的には、位置決め用マーカー の検出誤差の測定、線状加熱作業におけるバーナーの位置・速度教示システムの開発、作業中の計測結果をリアルタイムで作業者にフィードバックするシステム の開発などを行いました。
B) 液晶空間光変調素子の研究
ツイスティド・ネマティック(TN)型液晶素子は、 ディスプレイ用の素子として広く用いられています。TN型素子では、液晶層内で光の偏光状態が変化し、通常は明暗の階調を表現するのに便利な光学系となっ ています。ところが、入射光と出射光の偏光状態を適切に規定することで、透過率が一定のまま光の位相のみを変化させる素子として機能させることができま す。すなわち、TN型液晶素子を空間光位相変調素子として用いることが可能となります。空間光位相変調素子は、動画ホログラフィーや光干渉計測に利用する ことができます。
C) 光干渉計測技術の研究
光干渉計は、非接触、高速、高精度、全面同時の測 定技術です。これまでに移動テーブルの横ぶれ量を測定する直線計の研究、加工現場のような測定環境の悪い場所でも使用可能な光干渉計の開発等を行ってきま した。
D) その他の研究
魔鏡の表面形状計測とその結像原理の解明、ホログ ラフィーを利用した医用画像の立体視技術の研究、光断層イメージング(近赤外線を用いた光CT)の研究などを行ってきました。
連絡先
〒305 -8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 産総研つくば中央第1
本部・情報技術研究棟9階
TEL 029-861-7097
FAX 029-862-6048
e-mail m.yamauchi@aist.go.jp
更 新履歴
2006/6/27  HP開設
2006/10/2 HPリ ニューアル カウンター60突破!
2010/5/10 HPリニューアル
2013/4/25 更新
2017/7/4 更新
2018/8/15 最終更新



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