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産総研
last updated 2023-08-09
MZ Platform
産総研入所以降、主に産総研独自のソフトウェア基盤 "MZ Platform"(エムズィープラットフォームと読みます) の研究開発と普及活動に従事しています。 MZはソースコードを書かずにソフトウェアを作るためのツールで、 これを用いた「ものづくりのIT化と技術継承」および「学術的研究成果の産業応用」などに取り組んでいます。 MZに関する基本的な情報は 「MZプラットフォームユーザー会」のWebページ(外部Webサイト) をご覧ください。利用手順や問い合わせ先、FAQなどが掲載されています。

また、技術メモでMZに関する個人的な解説等を公開しています。

MZプラットフォーム概要

現在の活動

  • ソフトウェアのエンドユーザ開発支援(2003~)
    • MZ Platformを使うと、 画面上でコンポーネントを組み合わせることでソースコードを書かずにソフトウェアを作成できます。 ソフトウェア作成をなるべく簡単にすることで、実際に使用する人が望む機能を実現できるようにしています。
  • ものづくりのIT化と技術継承(2003~)
    • MZのユーザが業務を支援する独自システムを構築することで、 業務のIT化による効率化とそれに伴う知識や技術の継承を促進できると考え、それを支援する活動をしています。
    • ものづくりに限らずIT化と技術継承に関する事例共有およびその支援方法の体系化を目指した 知識・技術・技能の伝承支援研究会(SIG-KST)(外部Webサイト) を運営しています。SIG-KST研究講演の検索はこちらからどうぞ。
  • 学術的研究成果の産業応用(2010~)
  • フィジカルコンピューティングとの組み合わせ(2011~)
    • MZはPCを中心としたデスクトップアプリケーションのエンドユーザ開発が主な対象ですが、 近年流行のフィジカルコンピューティングと組み合わせると、 ハードウェアまで含めたシステムのDIYが可能となります。 その可能性を検討しながらMZの機能拡張を実施しています。 詳細は技術メモをご覧ください。
  • 「つながる工場」の研究開発(2019~)
    • MZを中心とした製造現場のIT化・IoT化の研究開発に関連して、 産総研臨海副都心研究センターCPS棟を中心とした「つながる工場」の研究開発に参画しました。
    • CPS棟構築のプレスリリース(2019年2月)。
3次元形状処理(過去の研究テーマ)
学位を取得した専門分野は3次元形状処理で、 最初は船体の曲面を対象としたCAD系の形状処理から研究活動を開始して、 後にCG系の形状モデリングも対象に含めました。
3次元形状処理研究