PFAS対策技術コンソーシアム (新館) 「CAR-PFAS Japan」

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特別なお知らせ
#「もし アインシュタイン がPFAS研究を行ったら ? 」10月開催予定の欧州PFAS対策技術現地見学会では、アルベルト・アインシュタインやジョン・フォン・ノイマンを輩出した「チューリッヒ工科大学 (スイス連邦工科大学チューリッヒ校)」との共同研究について現地打ち合わせを予定します。 リスク評価・製造業・エンジニアリングの議論しか存在しない国内PFAS対策の欠陥を改善するために、純粋科学 (pure chemistry) 視点でのPFAS対策技術について、コンソーシアムの国際的研究成果に賛同する欧州研究者との緊密な議論を予定します。国内PFAS対策の現状に危機感を抱かれるPFAS専門家の参加を歓迎します。


# PFAS対策技術コンソーシアム会員有志による分科会 「PFAS対策製品開発分科会」 を 2025年6月23日に発足しました。 ECHA/REACH/RoHS等、深刻さが増すPFAS含有製品の国際通商貿易制限や環境規制等に対応できる製品開発を一緒に行って頂けるプレイヤーを募集し、ワーキンググループ活動により、PFAS対策製品の開発を促進します。材料、成形加工、部品製造、製品パッケージ等、全ての関連製造技術・ビジネスモデルを対象としますので、自社製品のPFAS規制対応について課題を抱えていらっしゃる企業・団体の方にご参加いただければ幸いです。


# 現在多数の分科会・ラボラトリーの設立に向けてコアメンバーの調整が進んでおり、特に製造業の想定する99.9% (トリプルナイン)ではなく、99.9999999999% (トゥエルブナイン) のPFAS計測・分解技術を国内で初めて実現する「新ラボラトリー」では、会員団体のPFAS問題解決に向けた強力なサポートが可能です。


概要
「CAR-PFAS Japan」Consortium for analysis and remediation of per- and poly-fluoroalkyl substances


このホームページでは環境研究総合推進費 5-2401 「環境中PFAS の包括的評価を目指した総PFAS スクリーニング測定技術の開発」 (2024年4月より2027年3月) の「国民との対話」および日欧科学技術協力 (FORMAS/PARC) 等をリソースとし、2021年6月より2025年3月まで活動(会員要請により1年延長)した「産総研PFAS対策技術コンソーシアム」の新館として、最新情報を提供します。 ニュースレター、会員用データベース、定期講演会、国際講演会やPFAS対策技術現地見学会等の事業内容に変更はありませんが、新体制では、経済産業省・文部科学省承認の広域技術移転組織(TLO)として25年以上の実績を有する株式会社キャンパスクリエイトに事務局を移管する事で、特定組織に限定しない、より柔軟な産学官連携事業を可能とします。
旧コンソーシアムの活動により「リスク評価 only」 の国内PFAS問題認識から「PFAS汚染をどのように取り除くか ? 環境修復技術の国内普及」へと大きく舵取りに成功しました。新体制ではPFAS問題の本質である「多種多様な発生源の存在」と「特定産業界だけでは全体像の把握が困難」な状況に対応するために、全ての産業界とアカデミアの連携が可能な広域型TLOにより、初めてPFAS問題の解決が期待できます。 特にISO21675等PFASに関わる国際標準化活動、世界初の総PFAS測定技術や Nature Communications他、世界Top 1% 高引用件数論文等で確立した強力な国際的知名度により、多数の国際連携が可能、また進行中です。
また、欧州・中国の著名なPFAS専門家を国外スーパーバイザーとして迎える事で、ECHA規制などの「黒船」をも利用可能であり、国内外マッチングだけでなく、国内産業構造の根本的な刷新が期待できます。
2003年のPFOSコンソーシアムで、PFOS対策に消極的だった企業の多くは、過去20年間で倒産するか外資系に吸収されています。逆に産総研と協力してPFAS対策に先鞭をつけた数少ない企業は、既にPFASだけに頼らない事業へシフトしています。従って、PFAS問題は、比喩ではなく国内製造業の再興が成功するか否か、日本の将来を決定する試金石です。バイアスのかかった「二次情報」に惑わされず、本コンソーシアムの提供する「一次情報」を利用する事で、

「地球規模のPFAS問題に対して、国際社会の一員として日本に何ができるか」

を全ての日本人に考えていただければ幸いです。


2025年4月1日より、PFAS対策技術コンソーシアムの新しい事務局である株式会社キャンパスクリエイトのホームページ(https://www.campuscreate.com/pfas-office/)と並行して更新し、社団法人化までの準備期間として 2027年3月 まで活動予定です。 株式会社キャンパスクリエイトのホームページでは「会員向けサービス/データベース等」を公開しております。こちらをクリックしてください。


2025年3月31日以前のデータベース(旧ホームページ)は、下記をクリックしてください (2026年3月31日以降に削除予定です)。
下記より最新情報をご確認ください
  • お知らせ (2025.6.25更新)
  • 募集中 (2025.6.26更新)
  • データベース (2025.6.13更新)

  • # # Google Chrome では 前回ダウンロードした PDF のリフレッシュが必要です # #

  • 技術相談やマッチングについては、事務局の株式会社キャンパスクリエイト (pfas.info@campuscreate.com) にお問い合わせください。
入会手続きなどは事務局にお問い合わせください
  • [PFAS対策技術コンソーシアム代表]
  • 産業技術総合研究所 環境創生研究部門 上級主任研究員 山下信義
  • [環境研究総合推進費5-2401(環境中PFAS の包括的評価を目指した総PFAS スクリーニング測定技術の開発)代表]
  • 産業技術総合研究所 環境創生研究部門 副部門長 谷保佐知
  • [Swedish research council (FORMAS project 2024 - 2028)]
  • エーレブルー大学 (MTM) 教授 Leo Yeung
  • [LIFE-SOuRCE, European Partnership for the Assessment of Risks from Chemicals (PARC)]
  • スウェーデン農業科学大学 (SLU) 教授 Lutz Ahrens
  • [中国科学院]
  • 南京大学 教授 Si Wei
  • [事務局]
  • PFAS対策技術コンソーシアム事務局 (株式会社キャンパスクリエイト)