Phianmongkhol&Varley(1999)

by Isoji MIYAGI @ Geological Survey of Japan, AIST

G1652

Phianmongkhol, A. and J. Varley (1999). "A multi point conductivity measurement system for characterisation of protein foams." Colloids and Surfaces B: Biointerfaces 12: 247-259.



したこと

foamability (泡立ち?)とstability(泡の安定性;泡持ち?)を評価するために,蛋白質水溶液の電気伝導度を測定した.

気泡の造り方.ステンレス焼結体(0.5 or 2.0μmのポアサイズ)から窒素あるいは二酸化炭素ガスを一定速度(90 cc/min)で吹き出させてつくった.


実験結果

フォームが二つの電極に達すると電気抵抗が低くなる(逆に言うと電気伝導度が上昇する).時間の経過とともに,フォーム中の液体が重力によって流れ落ちるので,導電体(気泡壁など)が薄くなる.すると,フォームの電気伝導度は減少してゆく.電気伝導度とフォームの状態を結びつけるための基本的な数式は別論文に記述されている.

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