マグマプロセスシナリオ(一つの可能なモデル)
6/27 ダイクがAのマグマ溜りのマグマがBへ流出する道をつくった.
AとBでは,地殻過重圧が異なる.
P(A)>P(B)により,
AのマグマがBへ流出,
山体沈降
それに伴い,ピストン型陥没が進行
AのマグマがCへストーピング上昇
(未脱ガスで浮力あり)
Cでマグマが脱ガス,
ただし,8/18以前は主にガスは地下水層に吸収される.
脱ガスマグマがCに蓄積され,マグマ水蒸気爆発を引き起こす.
8/18噴火
・8/18噴火直前には,半固結マグマが浅所に溜っていた.
・噴火直前に未脱ガスマグマがAからCに上昇(傾斜計山上がり)
・そのマグマがトリガーとなり,
Cにあった半固結マグマと地下水が接触し,
大量の水蒸気を生産および半固結マグマを破砕し噴火.
・TOMSでとらえたSO2は未脱ガスマグマ起源
8/18以降は,マグマが帯水層より上にくる.
SO2が大量に放出される.
8/29噴火:今後も噴火を繰り返す可能性が高い.
長期化する可能性あり.
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