産総研 - 三宅晃司

研　究　紹　介

金属の摩擦誘起表面反応における雰囲気ガスの効果

特徴 X線光電子分光（XPS）装置と一体化した雰囲気制御摩擦試験を使用摩擦後の試料を大気に曝すことなく摩擦表面の化学状態を分析トライボケミカル反応による膜生成について検討
試験装置雰囲気制御摩擦試験機を組み込んだXPS 摩擦後の試料を大気に曝すことなく摩擦表面の化学状態を分析

摩擦試験の結果真空中、アルゴン中ともに、摩擦係数は摩擦回数が増えるに従い増加。アルゴン中では、途中から摩擦係数が急激に増加。

摩耗痕のXPS 真空　酸化膜が摩耗　Fe金属が露出　摩擦係数増大アルゴン中　残留ガス⇒表面酸化
Fe (2p_3/2)	O (1s)