「3次元画像認識によるジェスチャインタフェースに関する研究」
(国立障害者リハビリテーションセンター 研究所、 国立精神・神経医療研究センターとの共同研究)
独自開発のステレオカメラをシステムの中心として使ってきたが, 安価な市販のRGB-Dカメラの普及を受け、一般のPCにRGB-Dカメラを 取り付けるだけで、運動機能障害者に非接触非拘束なジェスチャインタフェースを 提供する研究に邁進中。

Foot Gesture

  • 2012年度 立石財団研究助成A「人間と機械の調和を促進する」
  • 「画像距離センサによる脳性麻痺者インタフェースの開発」
  • 2013年度 総務省SCOPE・重点領域型(ICTイノベーション創出型)研究開発
  • 「情報弱者支援のためのモジュール型非接触非拘束ジェスチャインタフェースの研究開発」
  • 2014年度 厚労省・厚生労働科学研究委託費(障害者対策総合研究事業)
  • 「重度運動機能障害者支援のためのモジュール型非接触非拘束ジェスチャインタフェースの研究開発」
  • 2015〜2017年度 AMED・障害者対策総合研究開発事業(身体・知的等障害分野)
  • 「脳性麻痺者・脳卒中者の意思伝達支援のための非接触ジェスチャ認識インタフェースの開発」
  • 2016〜2018年度 文部科学省 科研基盤B
  • 「重度肢体不自由者支援のための適応的ジェスチャインタフェースの研究」
  • 2018〜2019年度 総務省 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)重点領域型研究開発
  • 「アクセシビリティ向上のための適応型ジェスチャインタフェースの研究開発」

    「共有する医療に関する研究」(東京医科大学との共同研究)
    USVの発展として、ER内のチーム医療に関して、人の動線と会話の同時分析を行うことで、 医療者らの行動を理解し、それを初期研修医教育に繋げる研究を展開中。

  • 2008〜2012年 JST/RISTEX「科学技術と社会の相互作用」
  • 「多視点化による「共有する医療」の実現に向けた研究」
  • 2013〜2016年 科研基盤B
  • 「救急初期診療の可視化に基づいたチーム医療のシミュレーション教育システムの研究」
  • 2016〜2019年 科研基盤B
  • 「救急医療現場での動線分析と会話分析の融合によるチーム医療の評価と教育効果の向上」

    さらに研究を発展させ、災害医療訓練へ成果を活かす研究に取り組んでいる。
  • 2013〜2016年 JST/RISTEX 「安全安心プロジェクト」
  • 「災害医療救護訓練の科学的解析に基づく都市減災コミュニティの創造に関する研究開発」
  • 2017〜2020年 JST/RISTEX 
  • 「市民と共に進める災害医療救護訓練プログラムの実装」

    2001.1- 『ユビキタスステレオビジョンによるヒューマンセンシング』
    ステレオカメラを多地点に配置して,広い空間の多ユーザに対応するユビキタスステレオビジョンとその応用に関する研究を行なっている.

    USV3次元復元図

    >>>ユビキタスステレオビジョンについて

    1996.1-2000.12 『ユーザと計算機のインタラクションのための
     ステレオ奥行き情報とオプティカルフローの同時利用』
    計算機とユーザとのインタラクションを円滑にするために,ステレオ濃淡多重解像度画像から,実時間で得られる奥行き抽出データとオプティカルフローデータを同時利用するための枠組を提案している.ステレオ画像から得られる奥行きデータから手前にある複数領域を抽出し,オプティカル・フローのデータからその領域の動き情報を得ることによって,ユーザのいくつかの意味ある動きを認識できる.
    (主要論文:

    >>> やさしい研究紹介

    Flasによるデモ!
    手前のものの認識 動作の認識
    ユーザの出入り

    1992.4-1995.12 『GAによる構造的モルフォロジー手順の獲得』
    与えられた2値の原画像と目標画像から図形の処理手順を自動的に獲得する仕組みを提案した.自動獲得する手順は,その目標画像を原画像から抽出する画像処理手順である.この処理手順は、サブルーチン・パッケージといったマクロな処理単位ではなく,画像処理の中でも最も低次元である4つの収膨・縮張処理とAND+NOT,OR の組合せで構成される.この組合せの探索手法として遺伝的アルゴリズム(GA)用いた. GAの持つ並列探索の性質を利用して,並列性を持続したまま構造的なモルフォロジー手順を探索した.
    (主要論文:

    >>> やさしい研究紹介

    原画像 与えられた二つの画像から
処理手順を自動構成 手で与えた目標画像 処理手順の要素

    1990.4-1992.3
    修士論文『色彩情報を用いたデータの多次元イメージ化に関する研究』
    1989.4-1990.3
    卒業論文『生体計測用データの多次元イメージ化についての研究』
    生体の2次元上から採取された,離散値である3次元ベク トルを2次元上で補間し色の持つ空間配置の特性を用いて分かりやすく表現することを目的に行なった. また同時に,そのための色彩情報(知覚色)の正確な再現方法についての研究も行なった.
    (主要論文:

    Flashによるデモ!
    心磁図 磁界の表示


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    2015. 4

    組織再編に伴い
    国立研究開発法人産業技術総合研究所
    人間情報研究部門 主任研究員

    2014

    東京医科大学 客員教授(救急・災害医学分野)

    2011. 4 サービス工学研究センター 主任研究員
    2009. 4

    筑波大学 連携大学院 システム情報工学研究科 教授(併任)

    2005. 4

    筑波大学 連携大学院 システム情報工学研究科 准教授(併任)

    2005. 4 情報技術研究部門 ユビキタスビジョン研究班長
    2004. 7 情報技術研究部門 主任研究員 (組織再編に伴う新部門発足)
    2002.11 論文博士(工学)(東京大学大学院工学系研究科)
    2001. 4 工業技術院傘下15研究所が
    独立行政法人産業技術総合研究所に移行
    知能システム研究部門 主任研究員
    2001. 1 通商産業省が経済産業省に移行
    2000. 4 知能情報部 主任研究官
    1998. 4 知能情報部 適応ビジョンラボ 研究官(ラボ制に移行)
    1992. 4 通商産業省 工業技術院 電子技術総合研究所 入所
    知能情報部 画像研究室 研究官
    1992. 3 東京都立科学技術大学 大学院 工学研究科
    電子情報系システム工学専攻修了
    1990. 3 東京都立科学技術大学 工学部 管理工学科卒業




    電子情報通信学会
    情報処理学会
    映像情報メディア学会
    電気学会
    日本救急医学会
    日本臨床救急医学会
    日本災害医学会
    日本建築学会


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