研究内容
位相制御レーザーパルスによる量子効果を用いた分子配向操作技術の研究
レーザー光によって物質の量子状態および量子ダイナミクスを直接操作し、物性や機能をコントロールしようとする量子制御(またはコヒーレント制御)に関する研究が近年精力的に行われている。ランダムな熱運動によってかき消される前のコヒーレント状態にレーザーを作用させ、光と物質のコヒーレント相互作用を通して物質を制御しようというものである。本研究の目的は、波長の異なるレーザーパルスを重ね合わせその相対位相を精密に制御した位相制御レーザーパルスを用いて、通常のレーザー光では困難な分子操作技術を開発するとともに、位相制御レーザーパルスを用いた物質制御や計測手法の新しい方法論を提示することである。
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- 電子光基礎技術研究部門リンク:
- https://unit.aist.go.jp/riaep/
- 2019年02月4日Applied Physics Lettersに掲載された論文が表紙とFeatured Articleに採択されました。
- Applied Physics Letters 114, 054101(2019); https://doi.org/10.1063/1.5082578
- 2018年03月02日ホームページを公開しました。
- ホームページを公開しました。