「機械の細胞」と呼ぶべき同一の要素「ユニット」をたくさん作って、3次元構造を
持つ機械を構成する研究を進めています。
これらのユニットの集合体は、自律的に構造を変えることにより、
様々な形態の機械を作ることができます(自己組み立て)。同一のユニットでできているので、
故障が発生した場合には、その部分を排除してスペアで置きかえれば自分で自分を
直すことができます(自己修復)。
このような機械は、人間が作業を行うには危険な極限環境での長時間の動作が要求される、
衛星のアンテナや宇宙や深海の構造物などへの応用が考えられています。
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