Fail-Safe C: サポートしている機能


基本的な機能

  • JIS 規格 C90 (JIS X3010:1993, いわゆる “ANSI C”) の基本的な仕様に準拠
    • 規格に定められたキャストおよび共用体の動作仕様に対する完全なサポートを含む
  • ANSI C の範囲外についても、「慣用的プログラム技法」の多くをサポート
  • メモリのブロック境界外アクセスに対する完全な防御
    • Java, C# とほぼ同等の安全性を確保
  • 500 以上の標準関数の実装

基本的に サポートされない プログラムの例

  • 独自メモリ管理を含むプログラム
    • 一部のプログラムでは性能低下しながら動く場合もある
    • 今後、一部の非標準のメモリ管理ライブラリに対する互換ルーチンの提供を検討中
  • 独立して動作する低水準メモリ操作を行うプログラム (OSカーネルなど)

現在 まだ サポートされていない機能

  • long double 型のサポート (double としてコンパイルされる)
  • スレッドのサポート
  • wide文字型のサポート
  • “shm” 関数群
  • C99 で拡張された機能

これらの機能は、将来的には実装できる可能性があります。 実装の現状 ページにバグなどの追加情報があります。