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E ステップにおける関数
は
![\begin{displaymath}
Q_{\rm I\!I}(H,\mbox{\boldmath$b$}) = \left\langle\sum_{k=1}...
...oldmath$x$},k;\ H,\mbox{\boldmath$b$})\right\rangle_{\!\!\rho}
\end{displaymath}](img490.png) |
(B.5) |
となる.まず,
を固定し,
を求める.
を整理すると
となる.ただし,
はそれぞれ式 (5.21), (5.22), (5.23), (5.24)
で与えられる.
第一式の各辺を第二式の各辺で割り,
または
を消去すると,
![\begin{displaymath}
h_2 = {Y_{{\rm I\!I}\,2}\over Y_{{\rm I\!I}\,1}} h_1
\end{displaymath}](img501.png) |
(B.8) |
なる関係が得られ,
を消去すると
連立方程式は2次方程式に帰着され, 二つの解が得られる.
得られた二つの解を
の式に代入して整理すると
![\begin{displaymath}
\log\{(1\pm C_1)^2\} - C_2 (1\mp C_1)^2 + \mbox{定数}
\end{displaymath}](img503.png) |
(B.9) |
という形に書ける(複号同順,
).
各項を比較することにより尤度が大きいのは
式 (5.19)のときであることが言える.
次に
を固定して
を求める.
という一次方程式を解けば
に関する更新式 (5.25) が得られ,
同様にして
に関する更新式 (5.26)が得られる.
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Shotaro Akaho
平成15年7月22日