我々の問題の場合,解が満たしている条件として次のようなものが考えられる.
同じ(あるいは類似の)この特徴を反映させる方法として,評価基準に対して異なる
が存在する場合には その
は異なる属性である.
更に,この最大化問題は
という条件のもとで固有値問題として
陽に解ける. また,分母は任意の非線形な関数でも構わない.
上の式はサンプル数の自乗の項数を含むので,本稿での実験ではそのうちの
適当な個数をランダムサンプリングで項数を減らして近似する
(本稿で述べる実験ではサンプル数の 10 倍( サンプル数の自乗)の個数にした).
また,分割するといっても,非常に粗い解でしか
ないので分割された結果は 0 か 1 に割り振るのではなく,中間的な値で重みづけ
する.
今回の実験では,属性数が 2 のときには,一方の属性のクラスには 0.6 で属し,
他方のクラスには 0.4 で属するとした (3 属性のときは重みを 0.4, 0.3, 0.3
に配分した).