物体認識などへの応用を考えた場合には,対象はモデルに対して回転している 場合もある. しかしながら,一般の次元では回転パラメータの推定問題は複 雑になりすぎて,アルゴリズムを簡単な形であらわすことができない.ところ が,問題を 2 次元に限ると回転パラメータを含めた場合についてもType I と 同様な閉じた形のアルゴリズムを導くことができる.ただし,この場合には各 軸の方向の尺度パラメータは同一(相似変換)であると制限する必要がある.
に位置と尺度,および回転の変換を施してできる確率モデルは
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