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真の分布は 2 個の正規分布の混合分布にとった.
![\begin{displaymath}q(x) = {1\over2}\sqrt{C_1\over\pi} \left[
\exp\left\{-C_1(x-C_2)^2\right\} +
\exp\left\{-C_1(x+C_2)^2\right\}\right],
\end{displaymath}](img235.png) |
(4.8) |
ただし
で,
の分散が 1.0 になる
ようにした. この分布の 4 次キュムラントは約
である.
温度を変えたときの最尤解の分布の例を図4.2に示
す. これに対応する経験尤度は図4.3 のように変化する.
また,100,000 個のテストサンプルを用いて推定した真の尤度と
経験尤度との差を汎化バイアスの推定値としてプロットしたのが
図4.4である.
定理 6 にあるようなバイアスの非単調性が観察される.
ただし,乱数の初期値によって生じる非対称性によって,
仮定 2 から大きく外れた解が最尤解になる場合には,
非単調性が観測されない場合もあった.
図 4.2:
のときの最尤解.
横軸:
; 縦軸:
および
. 点は各温度での最尤解右端の `
' が学習サンプルをあ
らわす
 |
図 4.3:
のときの経験尤度.
横軸:
; 縦軸:
経験尤度; 破線 :
の経験値
 |
図 4.4:
のときのバイアスの推定値の振舞い.
横軸:
; 縦軸:
バイアスと訓練サンプルの数の積; 破線 :
の経験値
 |
Shotaro Akaho
平成15年7月22日