SVM を関数近似の問題に適用するには,関数近似に対応した損失関数を 定義する必要がある. 損失関数を という 不感応関数で定義してやると,識別問題の場合と似たような 凸2次計画問題に帰着され,スパースなサポートベクタで関数を表現する形 に帰着できる. これは,従来のロバストな回帰手法と性能的には同等レベル にあると考えられているが,大域的な最適化ができるところと,基底関数 がスパースになるところが売りである.