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関数近似

SVM を関数近似の問題に適用するには,関数近似に対応した損失関数を 定義する必要がある. 損失関数を $\max\{0, \vert y - f(x)\vert-\epsilon\}$ という $\epsilon$不感応関数で定義してやると,識別問題の場合と似たような 凸2次計画問題に帰着され,スパースなサポートベクタで関数を表現する形 に帰着できる. これは,従来のロバストな回帰手法と性能的には同等レベル にあると考えられているが,大域的な最適化ができるところと,基底関数 がスパースになるところが売りである.



Shotaro Akaho 平成15年7月18日