三宅島2000年活動に関する見解
8月18日噴出物の噴火経過と落石噴石分布
地質調査所 2000.08.31
情報収集および整理:高田亮・伊藤順一
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8 月18 日の噴火経過
[暫定版]
阿古(東大地震研教官),神着(三宅島測候所),坪田(三宅村役場および坪田集落
内)における噴火活動目撃談のまとめ(地震活動・空振などの記録は,三宅測候所
の火山観測資料に基づく)
測候所観測記録によると,爆発的な噴火活動は活動開始直後の1 時間程度.この
間に三宅島南西部〜北西部地域に,火山豆石を含む多量の火山灰が降下.
[ 最初の激しい活動時期を噴火Phase 1 と仮称].
18 時には三宅島北部(神着)にある測候所付近にも火山灰降下が始まる.
南東部(坪田地域)への激しい噴石落下は,19 時から20 時(20 分)頃まで.
20時半ばには,測候所付近での降灰は終了し,星が見えるようになった.
他の地域については降灰が終了した時刻は明確ではない.
[ 島内全域に降灰がもたらされた活動時期‐ 噴石降下を挟在‐ をPhase 2 と仮称]