next up previous
Next: 6.6 HRPスーパーコクピット Up: 6. その後の発展:現実のロボットシステム Previous: 6.4 極限作業ロボット用コクピット


6.5 TMSUK

1999年10月、(株)テムザックは、PHS回線を使って遠隔地からコントロー ルできるヒューマノイド型超遠隔操作ロボットtmsuk04を開発した[81] 。図9にtmsuk04と操縦装置を示す。PHSを用いた遠隔制御技術と何処にでも持っていける簡易なコクピットシステムの提案と、何度もテレビ番組に登場し、デモンストレーションを行うに足る信頼性は高く評価される。著者らは、現在のPHSの帯域では、本格的な作業は困難であると考えているが、その解決は時間の問題であろう。

\includegraphics*[height=5.5cm]{TMSUK.eps}

図9: TMSUKシステム
(Webページ[81]2001年10月30日版より引用)


Eimei Oyama 2001-11-10