9モジュールによるロボット変形動作の実験(世界初)

  このように,3次元の形状を組み立てられるモジュールとしては,従来よりも飛躍的に小型軽量化したことで,自らの形を変形させながら,かつダイナミックな動きをロボットに行わせることができるようになりました.

以下に示す実験では,9個のモジュールを用い,ロボットが自らをクローラ型から4脚型にすばやく変形させつつ移動を行っている。このような変形動作から歩行までの実験に成功したのは世界で初めてです(ビデオ mpeg: 7.8MB, Realmedia: 3MB).

初期状態 クローラ型に変形 クローラ型で移動
輪を切って4脚型に変形 4脚型で移動

この実験では,1個のモジュールが外部の電源とパーソナルコンピュータに接続されており,そこから全体へ電源と制御信号が伝えられています.