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産総研
学歴
  • 1986年3月 群馬大学 工学部 機械工学科 卒業
  • 2004年3月 横浜国立大学大学院工学研究科博士後期課程物質工学専攻修了
  • 2004年3月 博士(工学) (横浜国立大学)
略歴
  • 1986年4月 いすゞ自動車株式会社 研究開発部門
  • 1993年4月 神奈川県庁 商工労働部
  • 2007年4月 小山工業高等専門学校 機械工学科
  • 2018年4月 産業技術総合研究所 材料・化学領域 ナノ材料部門 接着界面Gr.
研究について

1.KEY WORDS
● き裂治癒 (自己修復材料,き裂進展の抑制)
● 破壊力学 (き裂の力学,疲労強度の向上)
● 接着接合 (破壊のメカニズム,環境劣化)
● 機械設計製図 (実践的機械設計法,GPS:幾何公差)

2.研究の視点
1) 「物体がこわれる.」製品にとってこれほど深刻なことはない.   「なぜ壊れるのか」→「壊れにくくする(強度向上)」→「壊れなくする(保証)」の研究を続けてきた.セラミックス材料ではき裂治癒に成功したが,金属や接着剤ではき裂治癒は実現できなかった.そこで次善の策として「き裂発生の防止,き裂進展の抑制」さらに「保証プロセス」を確立することが機械材料にとってよりよい選択といえる.
2) 日本は機械製図教育の後進国である.意外に感じるかもしれないが,特にGPS(幾何公差など)教育の導入は圧倒的に不足している. 設計者は設計する力だけでは不十分で,それを正確に一義的解釈ができるように他者に伝達できることがどうしても必要である.これを実現するためにGPSは必須である.