BIDO
BIDOとは?
BIDOは微動の円形アレイデータから表面波特性を同定するための解析プログラムです。
左:全部で6個の地震計による半径30cmの微動(アレイ=複数の地震計による同時観測のことです)。右:乗用車に左の地震計のセットを含む記録システム一式を積んで、移動しながら観測をしている様子(手法の有効利用のための1アプローチを参照)(引用文献[6])。
BIDOが想定するアレイ形状
バージョンアップにより、単点観測(地震計1個.下図一番左)やハドルテスト(複数の地震計を同一地点において機材特性の均一度をチェックするテスト)、データの前処理(トレンドの除去やバンドパスフィルター、間引き、機器応答特性の相異の補正等)も適用できるようになりました.また地震計2台による直線アレイや3台によるL型アレイなどの変形アレイにも対応しました(下図左から2,3番目).ただ、地震計数や記録成分(上下動/水平動/3成分)によって解析できる内容が変わってくるので、いちいち対応を考えながら解析作業を進めるのは面倒(対応表はこちら).そこで本プログラムでは、地震計の位置と記録の成分を記述するファイルを書き換えるだけでプログラムが解析できる内容を判別して自動的に解析を進めるようになっています.
更新状況
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