Fail-Safe C: コンパイル


ソースファイルのコンパイル

事前準備

Fail-Safe C システムを構築するためには、以下のソフトウェアが必要です。

  • Objective Caml: version 3.09 以降.
    • 可能なら 3.10 以降を推奨.
    • ARM では 3.11.0 以降を推奨.
    • findlib: 1.1 以降.
    • extlib: 1.5 以降.
  • Gnu C Compiler (gcc): version 4.1 以降.
  • GNU binutils: 2.15 以降.
  • Bohem’s GC library: version 6.0 以降.
  • Perl: 5.8 以降.

Debian GNU/Linux 4.0 (etch) では、これらのソフトウェアはパッケージとして入手可能です。以下のパッケージをインストールして下さい。

  • ocaml-nox (または ocaml), ocaml-native-compilers, ocaml-findlib, libextlib-ocaml-dev.
    • lenny 以降では camlp4 パッケージも必要
    • OCaml のネイティブコンパイラがない環境では ocaml-native-compilers は不要
  • gcc-3.4.
  • binutils.
  • libgc-dev.
  • libgdbm-dev (ライブラリ部分に必要).
  • perl.

コンパイル

ダウンロードしたソースコードの最上位のディレクトリ上で、”./configure”, ”make” コマンドを順に実行して下さい。

生成されたプログラムは、”make install” コマンドを実行すると /usr/local/bin/fscc としてインストールされます。 また、ソースファイル中の ”driver/fscc” コマンドをそのまま用いる事もできます。

コンパイル後の使い方は、利用法 のページをご覧下さい。