次へ: MCMC 法の基本性質
上へ: MCMC法
戻る: MCMC法
索引
- まず,
から
の「候補」を条件付確率
に従ってランダムに生成する.
- 次に,
を以下の確率に従って「採択」し,採択されない場合は
「棄却」する(つまり
とする)
 |
(4) |
ただし
の場合は必ず採択する.
候補を選ぶ分布
(提案分布: proposal
distribution)
はよほど特殊なものを除きかなり広い範囲で
選ぶことが可能だが3,
これをどのように設計するかによって最適化問題を解く
効率が左右される.
なお,メトロポリス・ヘイスティング法の特殊な場合として,
ギブスサンプラー (Gibbs sampler) や
メトロポリス法 (Metropolis
method),
独立サンプラー (independence
sampler)
などが位置づけられる. これらは
として特別な
クラスのものを考えていることに相当する.
Shotaro Akaho
平成19年6月13日