研究の進め方は,
- 文献調査や既存のデータの予備解析等を行い,対象となるフィールドを選定する
- 対象フィールドに地震計を設置する
- 得られた地震データから,地震そのものの特徴の解析や地下構造の推定を行う
- 得られた結果や,各種物理探査データや地質情報,そのほかのあらゆる情報を統合して,資源開発や自然現象に伴い発生した地下での現象を理解する
(特に資源開発においては,より安全で効率的な操業のための意思決定のための基礎情報となります) - これまでの
主な対象地域 -
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奥会津地熱地域(福島県)
- 観測風景
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地震計設置箇所の掘削 地中に設置した地震計(埋設前) 山岳地帯での地震計設置場所のロケハン 山岳地帯に設置した地震観測点の確認 豪雪地帯における地震観測点のメンテナンス
葛根田地熱地域(岩手県)
木地山地熱地域(秋田県)
常磐湯本地域(福島県)
伊豆半島東部(静岡県)
熊本市~阿蘇市・南阿蘇村(平成28年熊本地震余震観測)(熊本県) など


<関連情報>産総研プレス発表:人が感じないごく小さな揺れの成分解析から地熱発電に利用可能な熱水の流動を検出(2021/04/19)