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9月以降の三宅島脱ガス活動の推移について

by 地質調査所


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火山噴火予知連絡会
2000年11月1日
通産省工業技術院地質調査所

要点:

  • 火山ガス(SO2)の大規模な放出が始まり、 地下では火道内のマグマ対流が生じていると考えられる。
  • マグマは高濃度のSO2、CO2を含み、 気泡に富んだマグマが火山ガスを供給していると考えられる。
  • 火山ガス放出量・CO2/SO2比の変化の観測に基づき、 安定した脱ガスに移行したか否かの判断や、 火山ガス供給マグマの変化の検知が、今後の推移予測にとって重要である。

    噴火推移

    1.9/1-10 灰色~黒色噴煙を断続的に放出。 SO2放出量増加.3000-10000 t/d 徐々にマグマ火道が安定化

    2.9/11- 白色噴煙を連続的に放出。灰の噴出が間欠的になる. マグマ火道壁の安定化によるマグマと地下水の接触の減少。 SO2放出量さらに増加

    3.9/10-20 :1-3万t/d、9/20-:2-5万t/d(平均31,000t/d)

    4.噴煙中ガス重量濃度比  CO2:SO2:H2S = >1: 1 : >0.1       

    解釈

  • 9月初旬以降,マグマの脱ガスが火道内マグマ対流によって生じている.

  • 火道が安定化すれば, マグマ溜り内のすべての未脱ガスマグマが脱ガスし終えるまで, 山頂からのガス放出活動は継続するものと考えられる.

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    ※2000年11月1日の火山噴火予知連絡会に提出した資料を、 宮城@地調がhtml化しました。