要点:
火山ガス(SO2)の大規模な放出が始まり、
地下では火道内のマグマ対流が生じていると考えられる。
マグマは高濃度のSO2、CO2を含み、
気泡に富んだマグマが火山ガスを供給していると考えられる。
火山ガス放出量・CO2/SO2比の変化の観測に基づき、
安定した脱ガスに移行したか否かの判断や、
火山ガス供給マグマの変化の検知が、今後の推移予測にとって重要である。
噴火推移
1.9/1-10
灰色~黒色噴煙を断続的に放出。
SO2放出量増加.3000-10000 t/d 徐々にマグマ火道が安定化
2.9/11-
白色噴煙を連続的に放出。灰の噴出が間欠的になる.
マグマ火道壁の安定化によるマグマと地下水の接触の減少。
SO2放出量さらに増加
3.9/10-20
:1-3万t/d、9/20-:2-5万t/d(平均31,000t/d)
4.噴煙中ガス重量濃度比
CO2:SO2:H2S = >1: 1 : >0.1
解釈
9月初旬以降,マグマの脱ガスが火道内マグマ対流によって生じている.
火道が安定化すれば,
マグマ溜り内のすべての未脱ガスマグマが脱ガスし終えるまで,
山頂からのガス放出活動は継続するものと考えられる.
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