産総研

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研究紹介

Brain-Machine Interface操作能力の個人差の解明

写真 Brain-Machine Interface(BMI)は、患者の脳活動に基づいてパソコンや車椅子などの機械を動かすことで、病気やけがにより失われた脳機能を代替する技術です。また、リハビリテーションに併用すると治療効果を増強できる可能性もあり、臨床応用が期待されています。しかしBMIは操作が難しく、上手く操作出来ない方も多いです。そこで私達は、誰もが簡単に利用でき、効率良く治療効果を享受するために、BMIの操作能力の個人差を脳の特徴から理解する研究を進めています。

脳の個人差に合わせたテーラーメイドな介入の開発

スポーツや音楽などの特別な技能、健康維持やトレーニング、リハビリテーション支援について、一人ひとりの脳の特徴からより効果的な方法を提案したいというモチベーションで研究を進めています。様々な能力や生活習慣について、一人ひとりが持つ脳の特徴「個人差」の解明を目指します。