ライブセル講習会

最新の光学顕微鏡によるライブセルイメージング技術の普及を目指し、実際に最新の顕微鏡に手を触れイメージング技術を学ぶ、技術講習会を開催します。最新の共焦点顕微鏡、2光子顕微鏡等を使い、細胞イメージング手法に加え、脳スライスのイメージング手法を実習して頂きます。
先端機器を用いたイメージングの楽しさと魅力を体感する1週間を過ごしてみませんか?
(実習は定員となりました。講義の聴講のみ募集中です。)

主催:日本バイオイメージング学会
    産業技術総合研究所産学官連携推進部門、脳神経情報研究部門)
共催: 浜松医科大学、千葉大学医学部
協賛: オリンパス(株)カールツァイス(株)(株)ニコンインステック横河電機(株)
     (株)同仁化学研究所
浜松ホトニクス(株)Andor Technology PLC 
     ライカマイクロシステムズ
(株)ソリューションシステムズ、セキテクノトロン(株) 
     インビトロジェン

過去の講習会のHPはこちら

講習会で撮影した顕微鏡画像の例はこちら(画像を更新しました)  
講習会の実習の方法はこちら

日時: 平成19年10月8−12日(午前:講義,午後:実習)  
      
対象: ポスドク、企業の研究者・技術者、大学院生(博士課程)、研究所職員、大学教員、技官、
     テクニカルスタッフなど
 修士院生の実習参加は研究職や専門職を志望する方に限ります。

      (企業と大学、基礎と応用の区別なく、研究や開発で顕微鏡を使う方(今後、使う予定の方も含む)で
       State of art experimentsを目指す心意気のある方の応募を初級上級の区別なく、幅広く歓迎します。
       誰でも最初は初心者ですから、経験の有無よりも、「学ぼうという心意気」を重視します。
       良い顕微鏡画像の取得を目指す心意気のある、初心者を歓迎します。
       内容は、ケーラー照明など、顕微鏡の基礎〜応用(1分子計測、2光子など)まで含みます。
       
講義の聴講は、営業職など専門外の人も歓迎します。)

講義・実習内容:
[講義]
 2007年度 講義リスト(交渉中を含む) 2007.8.7版
光学顕微鏡の基礎技術
 (顕微鏡光学系の基礎、蛍光と蛍光顕微鏡の基礎、共焦点法、位相差法、微分干渉法、CCDカメラ概説)
蛍光染色法(蛍光色素概説、Q-dot)
共焦点法の応用(スペクトル顕微鏡、高速共焦点顕微鏡、カルシウムイメージング、GFP とFRET)
蛍光法の応用(エバネッセンス顕微鏡(TIRF顕微鏡)、1分子生理学、FRAP)
2光子顕微鏡(2光子法の原理、脳スライス標本の観察、シナプス観察)

[実習]

光学顕微鏡操作の基礎(観察標本の準備、ケーラー照明、位相差、微分干渉、蛍光法)
GFPイメージング1(GFPの培養細胞への導入、共焦点法、FRAP、タイムラプス観察、スペクトルイメージング、
多重染色細胞(CFP,GFP,YFPなど)の観察)、
GFPイメージング2(神経成長円錐の細胞骨格のタイムラプス観察、エバネッセンス顕微鏡、スペクトル顕微鏡、
多重染色細胞(CFP,GFP,YFPなど)の観察、蛍光スペックル観察、蛍光1分子観察)
カルシウムイメージング(高速共焦点顕微鏡、高速CCDカメラ、培養細胞のカルシウムイメージング)
脳スライスイメージング(2光子顕微鏡、マウスの脳のシナプス観察、線虫のシナプス観察)
顕微鏡メーカー各社の新技術の紹介


講師陣(敬称略):
[講義]
  2007年度 講義リスト(交渉中を含む) 2007.8.7版.
寺川進、桜井孝司、最上秀夫(浜松医大)、高松哲郎(京都府立医大)、船津高志(東大)、永井健治、
金城政孝(北大)、加藤薫(産総研)、阿部勝行、上野牧男(オリンパス)、石館文善(カールツアイス)、
野口克也(同仁化学)、松為久美子、利光邦夫、長谷川茂(ニコンインステック)、丸野茂(浜松ホトニクス)、
蛭川英男(横河電機) ほか数名

[実習]  講義、実習(タイムテーブル)
     
実習は32名の受講生を4−60名のスタッフで指導します。(実習の方法はこちら
     顕微鏡メーカー、カメラメーカーの方もいるので、いろいろ質問してください。

使用機材: 共焦点顕微鏡(FV-1000(オリンパス)、C1si(ニコン)、Meta510(ツアイス))
        高速共焦点顕微鏡(CSU-X1(横河電機):DSU(オリンパス)など)
        蛍光顕微鏡システム(Cell Observer(ツアイス)など)、 
        全反射(TIRF)顕微鏡(DMI6000TIRF(ライカ)、TE2000E-TIRF(ニコン)など)
        2光子顕微鏡(FV-1000(オリンパス))
        実体顕微鏡(オリンパス)、
        培養装置型顕微鏡(Biostation IM(ニコン)、LCV100(オリンパス))
        CCDカメラ各種(浜松ホトニクス、アンドールテクノロジー)
        ソフトウエア各種(セキテクノトロン、ソルーションシステムズ、浜松ホトニクス)
        試薬各種(同仁化学研究所、インビトロジェン)

場所: 産業技術総合研究所 つくばセンター 
     つくば本部・情報技術共同研究棟 1階会議室(講義)、他

交通: 
1.秋葉原よりつくばエクスプレスで45分、「つくば」駅下車、バス10分
       (秋葉原駅8:01発の「つくば」行きの快速に乗れば、講義に間に合います。
       この電車に合わせて、つくば駅、8:55発、講習会場行の、チャーターバス
       (路線バスと同型のバス)を運行します。)
     2.東京駅八重洲口より 常磐高速バス 「つくばセンター」行きで1時間10分
       「並木2丁目」下車、徒歩3分
        
募集:   (実習+講義)
 32名  実習は定員になりました。講義の聴講は募集中
        学生:   指導教官の同意を得て応募ください。「応募理由(A4、半分程度)」を
                
web入力して頂きます。先着順で審査します。やる気(心意気)を重視します。

       有職者:   簡単な選考のみで、受付ます。(応募理由は簡潔(2−3行)で結構です。)

       (講義の聴講) 60−70名程度 (先着順) 募集中

参加費:  実習受講者: 5万5千円 (講義+実習+宿泊費(4泊)込(宿泊は2-3名の相部屋、食費別))
           (宿泊を希望しない方、5万円)
           *宿舎について*

       講義の聴講のみ: 1万5千円 (テキスト代(講義編、カラー印刷)の実費)、
            聴講は当日申し込みも受付ますが、テキストに限りがあるため、テキストのお渡しが
            翌日以降になる場合があります。

    (実習受講者の方へ)
    ※シングルルームを希望の方は、つくば市内のホテルを利用ください。
     つくば市内のホテルのリストはこちら(リスト1)
(リスト2)、にあります。
     会場(産総研)に一番近いホテルは、ニュー鷹 

    
安い宿泊施設は、つくば研修センター(筑波学都資金財団(筑波大学の後援組織)運営) 

    ※つくば市内の食事処のリストはこちら

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実習+講義の申込み(学生)は こちら   (定員になりました。)

実習+講義の申込み(有職者)はこちら  (定員になりました。)

講義の聴講のみの申込みはこちら          (募集中)


問い合わせ先: 脳神経情報研究部門 加藤薫(e-mail: livecell@m.aist.go.jp)
                              FAX:  029−861−5064
           (事務局のメールアドレスは、個人情報保護のため、全角で書いています。
           メール送信の際は、半角で打ち直してください)
 
            1週間程度で返信が無い場合は、メールの通信不良の可能性も有ります。
            その場合は、FAX(029−861−5064)にて、再度お問い合わせください。


企画
日本バイオイメージング学会、産業技術総合研究所(産学官連携推進部門、脳神経情報研究部門)

事務局
〒305-8568
つくば市梅園1-1-1 産業技術総合研究所・脳神経情報研究部門 
加藤 薫 

(会計担当)
東京理科大学 理工学部 応用生物科学科
新井 孝夫

e-mail: livecell@m.aist.go.jp

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