日時:2018年 2月23日(金) 12:45-16:00
会場:信州大学 長野(工学)キャンパス 東地区 E7棟
研修室(3階)(長野県長野市若里4-17-1)
(学術研究・産学官連携推進機構(SUIRLO(サイロ))
長野工学ステーション 基盤研究支援センター)
アクセス:http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/maps/map03.html#access
当日予定:
12:45-12:50 研究会主査挨拶(香川大学 若林利明)
12:50-13:00 次期研究会の運営体制について
13:00-14:00 講演 信州大学 辺見信彦氏
「ジャークセンサと転がり軸受の損傷診断への応用」
[概要]
圧電式ジャークセンサの原理と特徴を概説し,その軸受診断への
応用例を中心に紹介する。特に数百rpmの比較的高速な回転数から
数十rpmの低速な回転数までの転がり軸受の診断に適用できる,
独自に考案した簡易法(区分乗算法)について概説し,その手法を
用いることによって派生する種々の可能性について紹介する。
14:00-14:30 講演 福井大学 本田知己氏
「SIP事業における低摩擦・耐焼付き表面設計とその予測技術動向」
[概要]
平成30年度で最終年度を迎えるSIP事業における様々な研究課題の中で,
講演者が進めている低摩擦・耐焼付き表面設計とその評価結果について,
固体潤滑剤と塑性加工を利用した複合表面改質と切削加工による高速
テクスチャリングの観点から説明する.また,同じWGで進められている
トライボシミュレータの技術動向についても概説する.
14:30-15:00 講演 産業技術総合研究所 間野大樹氏
「SRV試験機によるDLC膜の耐はく離性評価」
[概要]
DLC膜は摩擦・摩耗特性に優れ、様々な分野への応用が進められている。
本講演では、往復動型ボールオンプレート式試験機の一種であり、
摩擦・摩耗試験におけるデファクトスタンダードの一つになっている
振動摩擦・摩耗(SRV)試験機を用いて、スクラッチ試験と摩擦・摩耗
試験の中間的な観点から膜の性能を調べる新しい評価手法を提案する。
15:00-15:10 事務連絡、休憩、移動
15:10-16:00 信州大学 辺見研究室 見学
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