私たち大人が普通に暮らしている家は、小さな子供にとっては危険がいっぱい!
毎年、家庭内で数多くの事故が起こっています。そんな事故を予防してもらうために、楽しく学べるコンテンツを制作しました。
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1. コンセプト
事故予防への入り口
事故予防へ関心をもってもらうことを目的とし、入門的な面白くわかりやすいコンテンツを目指しました。
2. 対象
妊婦さん、これから母親になる人たち
事故は未然に防ぐことが大切です。
赤ちゃんが生まれる前から事故予防に関心を持ってもらいたいという思いから、このような人たちを対象としました。
3. ねらい
1.赤ちゃんの発達を理解して事故を防ごう!
乳幼児の事故は、乳幼児の発達が大きく関係しています。発達は喜ばしいことですが、できることが増えることによって、事故の危険も増えます。
好奇心旺盛で危険がわからない子供は、すぐ事故につながる行動をとってしまいます。事故を予防するためには、発達を理解することが大切です。
☆赤ちゃんの発達に伴って危険も変化する
☆赤ちゃんの発達は速い
☆赤ちゃんの発達は気まぐれ
2. 安全な環境をつくろう!
事故が起きないように見守ることも大切ですが、四六時中見ていられるわけではありません。目を離しても大丈夫な環境にすることが大切です。
4. 表現方法
乳幼児の動きを伝えるため、親しみをもってもらうために、ストーリー性をもたせたアニメーションで表現しました。
主な4つの発達段階をとりあげ、その中でも特徴的な事故を紹介しました。
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5. キャラクター
実際の事故は人のミスによって起こります。しかし、ストーリーの印象をやわらげ、楽しいものにするために、事故原因や急な発達をキャラクター化しました。
赤ちゃんの発達は、天使が魔法をかけているようです。うっかりミスによる事故は、悪魔にとりつかれたようです。そこでこの2つのキャラクターを登場させることにしました。
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6. ストーリー
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赤ちゃんの発達の速さ、気まぐれさを強調したストーリーにしました。
のびる君の急発達物語
気まぐれな天使は、のびる君を発達させるために、たまに家にやって来る。たまにしかやってこないから、一気に発達させてしまう。のびる君の発達はちょっとおかしかったけど、平和な日々が続いた。
そんなのびる君の家に、うっかり悪魔がやって来たから、さあ大変。パパやママに取り憑いて事故を起こそうとする。悪魔をやっつけるため、天使は戦う。 |
アニメーション制作 向山遥香(多摩美術大学)