フォーマルアプローチ特集論文募集 電子情報通信学会論文誌 英文ED分冊 フォーマルアプローチ特集 編集委員会 フォーマルアプローチ(形式手法・形式技法)は，ハードウェア，ソフトウェ ア，システムの設計開発における信頼性向上の鍵となる重要な手法であり，こ れまで，設計対象のモデル化，要求分析と仕様記述，コード自動生成，テスト と検証，保守と再利用などに関する技術と理論的知見を生み出してきました． 近年の情報技術の進展に伴う対象領域の拡大に伴い，フォーマルアプローチは 従来にも増して多様な分野で用いられるようになり，ますます発展しています． 本特集は，情報システムの設計開発におけるフォーマルアプローチについて， 基礎理論から応用まで，幅広い研究を対象にしています．個別の対象領域に特 化したケーススタディから，分野横断的な手法や理論まで，様々な方面から， フォーマルアプローチ研究に携わる若手研究者を奨励するとともに，この分野 の研究が更に発展することを目指しております． 奮って御投稿下さいますよう御案内申し上げます． 1. 対象分野 主な対象は以下の通りですが，これに限らず，広くフォーマルアプローチに関 する論文の積極的な御投稿をお待ちしております． - 基礎理論: 形式論理，オートマトン・形式言語理論，書換え系，その他の計 算モデルを用いたフォーマルアプローチ． - 形式記述技法: ペトリネット，プロセス代数，時間オートマトン，ステート チャート，UML，XML など． - 設計検証技法: モデル検査，定理証明，テスト技法など. - 情報システムのセキュリティに関するフォーマルアプローチなど． - ハードウェア・ソフトウェア・分散システム，組込みシステム・モバイルシ ステム・ユビキタスシステムなど． 2. 論文の執筆と取扱い - 論文(一般論文)，レター，及びサーベイ論文を募集します．投稿規定等は電 子情報通信学会の英文誌の規定と同じです．以下の規定を御参照ください． "The Information for Authors" (IEICE Transactions on Information and Systems) http://www.ieice.org/eng/shiori/mokuji_iss.html 3. 主なスケジュール 論文投稿締切 平成 21年 7月17日(金) 最終判定予定 平成 21年12月末 発行予定 平成 22年 5月号 4. 投稿方法 本特集では，電子投稿のみを受付けます． ステップ1. 論文を下記の web page から投稿してください．初期投稿時に， 編集可能な論文本体(TeX/Word)，図，著者の写真, biographyも投稿する必要 があります． https://review.ieice.org/regist_e.aspx 投稿の際には以下の項目を選択してください． ``Type of Section (Issue)/Transactions'' -> ``[Special ED] Formal Approach'' データ登録時点で論文原稿のアップロードができない場合，「郵送による投稿」 を選択して登録を一旦完了させてください．論文原稿のアップロードは，登録 後に送付される電子メールに記載のURL にアクセスして行ってください． ステップ2. 仮登録後に作成される``Copyright Transfer and Page Charge Agreement''と``Confirmation Sheet of Manuscript Registration''　に記入， 署名し，論文投稿締切日までに下記問合せ先まで電子メイルまたは郵便にてお 送り下さい（電子メイルが望ましいです）． 郵送の場合，封筒に『フォーマルアプローチ特集』と記載してください． 5. 特集 編集委員会 委員長 関 浩之 (奈良先端大) 幹事 石原 靖哲 (阪大), 緒方 和博 (北陸先端大) 委員 青戸 等人 (東北大)，亀山 幸義 (筑波大)，河辺 義信 (愛知工大)， 　　　　　栗原 正仁 (北大)，塚田 恭章 (NTT)，西崎 真也 (東工大)， 　　　　　濱口 清治 (阪大), 藤田 昌宏 (東大)，結縁 祥治 (名大)， 米田 友洋 (NII/東工大) 6. 問合せ先 本特集のホームページ: (和文) http://narayama.naist.jp/FA/index-j.html (英文) http://narayama.naist.jp/FA/ FA@is.naist.jp 〒630-0192 生駒市高山町8916-5 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 関 浩之