適応型要素生成法を用いた三次元有限要素解析に関する研究

特別研究

手塚明
研究期間 平成6年度〜平成10年度
研究の目標

本研究では、三次元有限要素解析法で未解決である問題を解決する方策について研究を行い、三次元有限要素解析を二次元解析と同等に扱えるようにすることを目標とする。

研究の内容

三次元有限要素解析における「要素分割」、「計算効率」及び「解析の評価」に関する問題点を解決するために、本研究では以下の研究項目を設定する。

・二次元問題での適応型要素生成法の適用分野の拡大。
既に確立された適応型二次元要素生成法を最適設計問題、衝撃波解析等に適用し、評価を行う。
・三次元任意領域対応型メッシュジェネレータの開発
要素生成に多大な労力を要する現在の対話型に代わる全自動メッシュジェネレータを開発する。
・三次元アダプティブ法の確立
有限要素解析誤差の事後推定によりメッシュを改善して、より少ないメッシュ数で信頼性の高い有限要素解析を得ることのできる三次元アダプティブ法を研究する。
上記方法の三次元非線形解析への応用

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