【updated】10/24(木)PM2-4:[広義のデザイン思考実践の現場より](第2回/広義のデザイン思考アクションセミナー)by日立デザイン本部 主管デザイナー古谷純氏@情報棟1階ネットワーク会議室+TV会議 |
広義のデザイン思考アクションセミナー(気づく・考える・創る・伝える・広める) 第2回[広義のデザイン思考実践の現場より] 日立デザイン本部 古谷純氏 (デザイン思考体感のための簡単なワークショップ付き) 広義のデザイン思考研究を考える会 コトづくり・新規事業創生に有益とされている広義のデザイン思考をアクションにつなげる研究開発の推進のため、本分野でご活躍の外部講師に話題提供を頂き、深掘り議論を行うセミナーシリーズです。9月の第1回に引き続き、1月まで月一の企画です。 【広義のデザイン思考=コンセプトデザインから事業化まで一気通貫で進める考え方。スタンフォード大学のd.schoolが有名】 第2回は、対話型デザインプロセスの形で広義のデザイン思考を展開している、株式会社日立製作所デザイン本部 主管デザイナーの古谷純氏に、「広義のデザイン思考実践の現場より」の題目で話題提供を頂き、デザイン思考の体感のための簡単なワークショップ「“観察”から得る気づきと発想」も行います。 広義のデザイン思考は、セクショナリズム・局所最適を排し、研究活動のキーとなる組織間コラボ・システム思考/全体最適への実効的な処方箋です。 先駆的な実践の企業現場からの話題提供及び体験ワークショップを通して、ご自身の研究活動の活性化を考えるまたとない機会です。 また、対話型デザインプロセスは企業の潜在的研究開発ニーズを掴む方法として、資金提供型共同研究設定の参考になるはずです。 オープンラボ準備や科研費所内締切等で何かと忙しい時期ですが、効率良く把握し、刺激を受けられる良い機会です。奮ってご参加の方、よろしくお願い致します。 【議事次第(案)】 日 時:平成25年10月24日(木) 14:00−16:00 場 所:産総研 つくばセンター 情報棟1階 ネットワーク会議室 (産業技術総合研究所つくば中央案内) TV会議配信:臨海センター別館11階 多目的室) 中部センター(設定中) 関西センター(第3会議室(事務庁舎 2007)) 九州センター(テレビ会議室(第2棟(旧・図書館棟 1107)) 準備の都合上、参加希望者は、所属・氏名をdesign-seminar-ml@aist.go.jpまでメール連絡をお願いします。(@(全角)を@(半角)に直してメイルしてください。) 14:00ー14:10 開会挨拶 集積マイクロシステムRC 総括研究主幹 手塚 明 14:10ー15:10 講演「広義のデザイン思考実践の現場より」 株式会社日立製作所デザイン本部主管デザイナー 古谷純氏 15:10ー15:40 ワークショップ「“観察”から得る気づきと発想」 実際に手を動かして ファシリテーション 古谷純氏 【ワークショップでは鉛筆とサインペンを使います】 15:40ー15:50 質疑応答(TV会議含む) 15:50ー16:00 閉会挨拶 先進製造プロセスRI 副研究部門長 市川直樹 【概要】 日本の主要企業では、マーケティング・商品企画の機能不全があり、その打開のため、従来の工業デザインとは異なる、関係性のデザイン=広義のデザイン=デザイン思考が重要とされています。第2回はデザイン思考の実際を知り、ご自身の活動に活かす、良い機会となるよう、企画しました。 お堅いイメージの日立製作所ですが、研究開発組織として赤坂にデザイン本部を構え、デザイン思考の牽引先駆者としても有名です。デザイン関連の受賞も多く、英国新幹線の受注でも顧客の経験価値デザインで大きな貢献をしています。http://www.hitachi.co.jp/design/ 本セミナーでは、従来の問題点と背景、ステークホルダー間の関係設計の重要性、及び、広義のデザインが必要な理由を解説頂き、その上で、日立が実践している、対話型デザインプロセス、及び、研究開発や社会イノベーション事業にデザイナーを関与させる仕組みとその効果について、ご講演頂きます。研究活動活性化のためのヒントも多数頂ける予定です。 【古谷純氏 ご経歴】 1983年 早稲田大学理工学部機械工学科 卒 同年 株式会社 日立製作所 入社 家電研究所配属 同 デザイン研究所転属 家電製品、情報端末等の製品デザインおよび金融システム、電子マネー、 RF−IDタグ応用サービスなどの新事業系事業のデザイン業務を経て サービスデザインに従事。 経産省「デザイン思考活用促進検討委員会」委員、日本学術会議「ものづくり設計科学小委員会」委員、日本政策投資銀行iHubワークショップ・キーノートスピーチ等で活躍。平成24年COCN(産業競争力懇談会)「コトづくりからのものづくりへ」PJ委員、平成25年文部科学省「イノベーション対話促進作業部会」委員、専修大学ネットワーク情報学部兼任講師 ご参考: 文科省産業連携・地域支援部会 イノベーション対話促進作業部会(第2回)資料より 企業における対話型プロセスの実践(p1-6) 企業における対話型プロセスの実践(p7-12) |