高速パラレルメカニズムのセンサ制御
組立作業を高速かつ高精度に行えるロボットの機構として、
パラレルメカニズムを利用したマニピュレータの開発を行っている。
本稿では新しいパラレルメカニズムの機構として提案した
直動型パラレルマニピュレータの機構解析と作業領域の評価を行った。
直動型パラレルマニピュレータの機構は下部プレートから直動型アクチェータ、
固定長リンクを介し、上部プレートに連結されている。
直動型アクチェータの並進運動により、固定長リンク、
上部プレート及びエンドエフェクタ機構が運動する。
従来のスチュワートプラット型と異なり、アクチエータが固定されているため、
動作部分の軽量化が図られ、高速、高精度な動作が可能となる。