本文へスキップ

TEL.029-861-3408

〒305-8586 茨城県つくば市梅園1-1-1中央第2

トップページtoppage

 

最新研究概要
「生物サンプルの高コントラスト・低ダメージ観察技術の開発」
 

 本研究室では、走査電子顕微鏡を用いた生物サンプルの高コントラスト・低ダメージ観察方法の開発を進めています。従来、生物試料を電子顕微鏡で観察するためには、様々な固定化処理や染色処理を行い、画像コントラストを向上させると伴に、電子線損傷や真空中での耐性を付加する必要がありました。こうした問題点の多くは、生物サンプルへと直接電子線を照射することにより生じています。そのため、本研究では、電子線をサンプル支持膜へと一度吸収させ、そこから生じるX線や2次電子等を間接的に照射し観察する方法を開発しております。この方法では、生物サンプルへの電子線損傷をほぼ防ぐことができ、そのコントラストも極めて高く、大気圧下での観察も可能です。現在は、簡便に使用が可能な観察ホルダーの開発を進めており、細胞やバクテリア、ウィルスやタンパク質複合体等の形状を固定・染色することなく大気圧下での観察を迅速に行うことが出来ます。


最新誌上論文(2013年〜2014年)

 "New simulated annealing approach considering helix bending applied to determine the 8.8 Å structure of 15-protofilament microtubules."
JOURNAL OF STRUCTURAL BIOLOGY188(2014)165-176
Toshihiko Ogura
, Hiroaki Yajima, Ryo Nitta, Nobutaka Hirokawa, Chikara Sato
"Direct scanning electron microscopy-based observation of dispersed core-shell-type nanoparticles in a wet state"
CERAMICS INTERNATIONAL 40(2014)16361-16364
Noriya Izu, Toshihiko Ogura, Takafumi Akamatsu, Toshio Itoh, Woosuck Shin
"Non-destructive observation of intact bacteria and viruses in water by the highly sensitive frequency transmission electric-field method based on SEM"
BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS 450(2014)1684-1689
(ACADEMIC PRESS INC ELSEVIER SCIENCE)

Toshihiko Ogura
大気圧透過観察ホルダー: 試料を傷つけず高コントラストで電顕観察2014 年 07 月)
日刊工業新聞 産総研の企業連携&VB支援 出版社 日刊工業新聞社
小椋 俊彦
TRPチャネルとOrai-STIM複合体系の構造と局在の解析(2014 年 03 月)
実験医学 出版社 羊土社 巻号ページ 32 巻 4 号 540 頁〜 548 頁
三尾 和弘、丸山 雄介、小椋 俊彦、佐藤 主税
Direct observation of unstained biological specimens in water by the frequency transmission electric-field method using SEM
PLOS ONE 9(2014)e92780
Toshihiko Ogura
 透過型電子顕微鏡を用いた三次元再構成法によって明らかにされたTRPC5イオンチャネルの構造
2013年度 TRP研究会 出版社 生理学研究所
MEMTILY Nassirhadjy, 三尾 和弘 , 小椋 俊彦, 清中 茂樹 , 森 泰生, 佐藤 主税


店舗イメージ

小椋俊彦 Ogura Toshihiko
独立行政法人産業技術総合研究所
バイオメディカル研究部門

構造生理研究グループ


連絡先:

〒305-8586
茨城県つくば市梅園1-1-1中央第2
TEL:029-861-3408
FAX:029-861-5065
Mail:t-ogura@aist.go.jp