宮澤 清太
大阪大学大学院 生命機能研究科 助教
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研究課題 「動物体表の『やわらか模様』の進化と分子機構」
動物の体表に見られる多彩な模様パターンは、同種識別、交配選択、擬態・隠蔽等、適応的にも大きな意義をもつと考えられる形質である。個々の模様パターンは多数の因子が相互作用する複雑なシステムによって形成されると考えられるが、進化的・適応的に重要なパターンの違いをもたらす因子や分子ネットワーク、その進化プロセスについては未解明の部分が多く、特に脊椎動物に見られるような複雑、かつ個体ごとに配置が柔軟に変化する模様パターン(=「やわらか模様」)に関してはほとんど明らかになっていない。本研究課題では、模様パターンのバリエーションがどのように創発するか、その分子メカニズムと進化プロセスを明らかにすることを目的として、申請者らが見出した「模様パターンの混合」という現象に着目し、比較ゲノム解析と数理モデル解析の両面からのアプローチを試みる。