ショットキー障壁


ショットキー障壁問題とは

あらゆる電子デバイスに電流を流すため、あるいは電流を制御するために利用されるショットキー障壁(ショットキーバリア)は、技術的に均一な特性のものを生産するのが難しく、また、その特性制御がさらに難しいので、半導体デバイス開発の度に多大な開発苦労を要すること。 また、その障壁の成り立ちの原理が未だにわからないので、科学的論争となってきたこと。そしてそれらが障壁発見から1世紀を経ても解決していないこと。これがショットキー障壁問題である。

Click ショットキー障壁の簡単な説明
ショットキーダイオードの整流作用
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金属をシリコンなど半導体材料に接触させた時、電気は、金属側から半導体側ないしその逆のどちらか一方通行に流れやすくなる。この一方通行だけ電流が流れやすくなっている現象を整流作用 (rectification)という。 整流作用は、交流を直流に換える時などあらゆる工業用途に使われる。何故整流作用が起きるかと言えば、山あいを流れる渓流の滝で崖の上から下にしか水が流れないのと同じように、金属と半導体の接触界面に電気的な崖が出来ていて、崖の上から下の方向には、電気が流れるが、下からは流れないことが原因である。 金属と半導体の接触の場合に限り、この電気的な崖を、その電気的崖のモデルを提唱したW. Schottkyに因んで、ショットキー障壁(ショットキーバリアSchottky barrier)と言う。

Click 整流作用の発見とダイオードの発明

Click 双子の兄弟、オーミック接触

Click 工業的課題としてのショットキー障壁問題 〜 古くて新しい課題

Click 物理学的問題としてのショットキー障壁問題 〜 半導体物理分野半世紀の重要問題



ショットキー障壁問題解決のための研究


研究でわかったこと 〜 どこまで問題解決したか updated (誘電率に関して)


今後なすべきこと


コーヒーブレーク 〜 ブリルゾン教授とのディスカッション





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Last updated: Oct. 11, 2007. Shiro HARA's Web Site