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斎藤 眞(さいとう まこと) 1964年生 出身地 岐阜県 1990.4採用 地質調査総合センター研究戦略部イノベーションコーディネーター(2015.4.1-) 博士(理学) 兼務:研究企画室国内連携グループ長,地質情報研究部門シームレス地質情報研究グループ 20万分の1日本シームレス地質図V2の編さんを推進中. | ||||||
専門:地質学 (放散虫化石を用いた付加体研究を中心に,何でも扱える地質学者を目指しています 専門地域:九州中部から南西諸島北部(特に宮崎県,熊本県南部,鹿児島県東部・南部)と岐阜県中西部 学会活動等:一般社団法人日本地質学会執行理事(常務理事,法務委員会委員,地域地質部会長) その他:ジオパークや博物館などにおける地質情報を用いた商品開発についてノウハウがあります.おたずね下さい.化石チョコレートの開発,Geological Textileの開発にも参加しました. | ||||||
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トピックス (2018.4.12 改訂) NEW:「20万分の1日本シームレス地質図V2の編さん」に対し,平成29年度産総研理事長賞(研究)を頂きました。(2018.4.2) 20万分の1日本シームレス地質図V2(リンク先左コラム)を公開しました。最新の知見で凡例を刷新。地質図をより高精細に、目的や用途に応じた表現が可能に。様々な分野での地質情報の活用に貢献することを期待。(2017.5.10) 日経テクノロジーオンラインの取材を受け「自社のBCP、万全ですか?産総研が支援します」がのりました.ご興味のある方はどうぞ.(2017.1.10) 中央構造線に関する現在の知見−九州には中央構造線はない−(斎藤眞・宮崎一博)をGSJのWebに掲載しました. これを読み解くキモは,地質を3次元+時間軸で考えること.決して上から見ただけで考えてはいけません. 地質図を用いた布製品 Geological Textileが2015年のリオデジャネイロで行われた国際地図学会(ICC2015)の地図展にて地図賞(その他の部)で3位入賞しました! 2016年3月の今月の地図 に選ばれました.(2016.3.21) 地質学雑誌2015年9月号に「2014年8月20日広島豪雨による土石流発生地域の地質」(斎藤眞・川畑大作・佐藤大介・土志田正二・新井場公徳)が掲載されました.花崗岩が災害発生の原因とする多方面の見解を否定しています.(印刷ミスがあり地質学雑誌2016年2月号に訂正が掲載されました) 20万分の1地質図幅「大分(第2版)」(共著)ができました.(2015/3/31) 20万分の1地質図幅「横須賀(第2版)」(共著)ができました.(2015/3/31) 平成26年8月20日に広島市で発生した土石流及び斜面崩壊の発生地に関する地質情報,を公開しました.(2014/8/20) 地質図を用いたトートバッグ、ポーチ、ハンカチに加え,カードケース,がま口,ペンケースが発売になり,地域も日光と富士になりました。2010年に地質ニュースに連載した「地質図を用いた商品開発のすすめ」を実現してくださる企業があったものです。(2014/7/15) 第10回GISコミュニティフォーラムで講演しました.(2014/5/30) 地球惑星科学連合2014年大会で「地質図をモチーフにした布製品の開発ージオパークや博物館から地質の話を持ち帰るために」の講演を行いました.(2014/5/2) 参考にされて商品開発をされた方はぜひご一報下さい. 薩摩半島南部,南九州市八瀬尾地域の蛇紋岩体と四万十帯白亜紀堆積岩類との高角境界(中川充氏と共著,地質学雑誌, vol.120, 2014年3月) 地質図を用いたトートバッグ、ポーチ、ハンカチに加え,カードケース,がま口,ペンケースが発売になりました。2010年に地質ニュースに連載した「地質図を用いた商品開発のすすめ」を実現してくださる企業があったものです。(2013/9/19) 第9回GISコミュニティフォーラムで講演しました.(2013/5/31) 国立公園の地質をガイドする−日本地質学会のたんけんマップ、リーフレット−. 国立公園, no.713, 18-19. 「測量」 2012年8月号(vol.62,no.8,p.57),2012年9月号(vol.62,no.9,p.49)に地質図に関するJISの改正概要を執筆(地質調査総合センター名義) 34th International Geological Congress (IGC) Australia 2012にて,化石チョコレートについて発表しました.Fossil chocolate, museum goods with interesting geologic stories (Makoto Saito, Seiichi Toshimitsu, Rie Morijiri) 平成24年7月九州北部豪雨による熊本県、阿蘇カルデラ北東部で発生した斜面崩壊の地質学的背景を公開しました.地質災害の理解に役立つと思います.(地質情報研究部門 火山活動研究グループ・シームレス地質情報研究グループ名義) 列島自然めぐり「日本の地形・地質−見てみたい大地の風景116−」を出版しました(写真:北中康文,文:斎藤 眞・下司信夫・渡辺真人,文一総合出版, \2,200+税).美しい風景とそれを作る地質についてわかりやすく説明しています.毎日新聞2012年8月5日号に書評が掲載されました. 新潟県上越市板倉区国川で発生した地すべり地の地質を公開しました.地質災害の理解に役立つと思います.(竹内圭史・斎藤 眞) 基礎工2012年2月号に「20万分の1日本シームレス地質図とその活用」が掲載されました 「三畳紀放散虫化石の発見に基づく千葉県北東部成東地域の基盤岩の同定とその特徴」(斎藤 眞・川本友久)が掲載されました.地質学雑誌, vol.117, p.299-302. 2011年9月台風12号による紀伊半島の土砂災害(地質概要)を公開しました.地質災害の理解に役立つと思います.(斎藤眞・木村克己・栗本史雄) 地質図のGISでの活用例を公開しました.pptも用意しましたのでクレジットをつけて個々のページの修正をしないかぎりご自由にお使え頂けます. ジオパークの活動におすすめ「地質図を用いた商品開発のすすめ」2010.8(no.672)〜2011.1(no.677), 「バンダナ・暖簾」(斎藤眞・眞坂淑恵・巌谷敏光), no.674, 79 「ブックカバー」(斎藤眞・森尻理恵・坂寄裕代), no.676, 72 20万分の1地質図幅「八代及び野母崎の一部」−202の凡例が示す日本列島の縮図− 斎藤 眞・宝田 晋治・利光 誠一・水野 清秀・宮崎 一博・星住 英夫・濱崎 聡志・阪口 圭一・大野 哲二・村田 泰章,地質ニュース no.676, 49-53 口絵3-6.(2010.12) 口絵の写真の位置をGoogleMapsにのせています. ここ から飛びます.巡検等にご利用下さい. 表紙画像はこちら. GSJ第16回シンポジウム「20万分の1地質図幅全国完備記念シンポジウム−全国完備後の次世代シームレス地質図を目指して−」において講演.タイトルは《地質図幅に表現された西南日本の基本構造 ̶−20 万分の 1 地質図幅「八代及び野母崎の一部」−》.いわゆる“黒瀬川帯”とジュラ紀付加体の関係,付加体を覆う堆積物の区分等について言及.GSJ研究資料集526, p.21-24.GSJ研究資料集526の紹介ページからダウンロード可能.(2010.11) 徳之島,沖永良部島,硫黄鳥島の地質−20万分の1地質図幅「徳之島」の刊行− 斎藤 眞・尾崎 正紀・中野 俊・小林 哲夫・駒澤 正夫 地質ニュース no.675, 57-60 (2010.11). 最先端の地質研究と国土の基礎情報−5万分の1地質図幅の作成−[Synthesiology(シンセシオロジー) vol.2, no.4, p. 321 - 331 (2009)]掲載(PDFが ここ からダウンロードできます).5万分の1地質図幅の作成過程を書いてみました. 英語版[Synthesiology(シンセシオロジー) vol.3, no.1, p. 13-25 (2010)(PDFが ここ からダウンロードできます)] 2010年7月16日に発生した広島県庄原市北部の土砂災害地域の地質をWEBで発信しました. (2010.07.30) コメント 2010年7月15日に発生した岐阜県南部の集中豪雨災害地域の地質情報 をWEBで発信しました.(2010.07.23) コメント [速報] 鹿児島県南大隅町で起こった斜面崩壊(土石流)の地質学的背景をWEBで発信しました.(2010.07.09) 20万分の1地質図幅「八代及び野母崎の一部」が発刊−個々の地層・岩石の凡例数は厳選していますが,それでもカンブリア紀の岩石から含まれる地質単元の多さから,凡例数は200を越え,非常に詳細な地質図です.日本列島の縮図とも言うべき地域です.是非見てください.\3,150です. 防府市の土石流災害について,地質情報をWEBで発信しました.(2009.07.22) 20万分の1地質図幅「徳之島」が発刊になりました.\2,100です. 20万分の1地質図幅「中之島及び宝島」,「奄美大島」に含まれる岩礁(地質的処女地)の調査報告(帰属の決定).地質調査研究報告vol.59 No.9/10 p.467-472 & 表紙 :「奄美大島北東方,平瀬,トンパラ岩,サンドン岩の地質と帰属」(2008). 20万分の1地質図幅「中之島及び宝島」のサンドン岩を担当.2008.10.15発売 5月10日地質の日記念「化石チョコレート」の企画に協力.全国の博物館で販売開始.毎日新聞の2008年5月4日朝刊の雑記帳に紹介される.出没!アド街ック天国(テレビ東京) 2008年9月6日(土) 放送分「上野公園」の第16位「上野公園みやげ」で取り上げられました.2008年12月15日からTXつくば駅のつくば良い店の「サイエンスグッズ」で販売されています. 「観光地質学」からみた,世界遺産・屋久島−20万分の1地質図幅「屋久島」の刊行− 斎藤 眞・下司信夫・小笠原正継・長森英明・駒澤正夫,2008.7, 地質ニュース, no.647, 52-60. 2008年日本地質学会小藤賞受賞 屋久島の付加体から放散虫化石を発見,帰属を確定.「始新世放散虫化石の発見に基づく屋久島の四万十帯付加体の帰属」斎藤 眞・川上俊介・小笠原正継,2007.6, 地質学雑誌, 113, 266-269. 5月10日地質の日記念 屋久島の地質−世界遺産の島、四千万年の歴史− 発刊 日本地質学会推薦! 5月10日地質の日記念 月刊地図中心 428号 特集【地質図の世界】に「地質図のABC」を執筆 末吉図幅地域の始新世付加体が一気にできたことが判明.Rapid evolution of the Eocene accretionary complex (Hyuga Group) of the Shimanto terrane in southeastern Kyushu, southwestern Japan. Island Arc 17 (2) , 242–260(2007) 「山と溪谷」2007年9月号の第2特集「岳問ノススメ」に「世界遺産屋久島ができるまで」が掲載.(文:斎藤 眞,写真:斎藤 眞,下司信夫ほか, 山と溪谷, 2007年9月号, 114-117) 世界遺産「屋久島」周辺の地質図刊行−屋久島の地質の全貌が明らかに− 地質図を片手に屋久島へ 写真で見る屋久島の地質のエッセンス 熊本県八代市泉町で新たなひすい輝石産地を発見(地質調査研究報告Vol.57 No.5/6 [2006] ) 純度95%以上のほぼ純粋なひすい輝石です(EPMA分析による).地質調査研究報告vol.57 No.5/6表紙 5万分の1砥用図幅が出版されました.いわゆる黒瀬川帯の地質構造が明確になりました.本文だけで218pあり,凡例数も,同じ色で記号を変えたものも含めると150を超えています.6,195円(税込)ですが図幅3冊分程度の内容があります.地質ニュース, no 619(2006.3)に紹介記事があります.口絵(pdf) 本文(pdf) 20万分の1開聞岳図幅が出版されました.薩摩半島まで含めて四万十帯付加コンプレックスの区分が新しくしてあります. 2005年2月8日(午後5時半頃)に起こった鹿児島県吾平町の斜面崩壊 熊本県泉村(現八代市泉町)で透輝石の巨晶を発見(地質調査研究報告Vol.55 No.5/6 [2004] ) 解説HPはこちら 水俣市の土石流災害の報告(地質調査研究報告Vol.55 No.5/6 [2004] ) 熊本県砥用町で後期デボン紀の樹木(シダ)の化石を見つけました(標本館HP) 解説HPはこちら 末吉 (宮崎南部−鹿児島県東部,宮崎県串間市,日南市,鹿児島県志布志町,末吉町,松山町) 椎葉村 (宮崎県椎葉村,西都市,熊本県泉村,水上村) 横山 (岐阜県藤橋村,坂内村,春日村,久瀬村,滋賀県木之本町,余呉町,伊吹町,虎姫町,福井県今庄町など) 砥用 (熊本県八代市(旧泉村,旧東陽村),美里町(旧砥用町,旧中央町),宇城市(旧豊野村,旧小川町),山都町(旧矢部町),甲佐町,御船町).本文だけで218p.あります 宮崎 (宮崎県南部,鹿児島県東部) 開聞岳 (薩摩半島南部,大隅半島南部,種子島北部) 屋久島 (種子島中南部,屋久島,口永良部島) 中之島及び宝島 (サンドン岩のみ担当(鹿児島県奄美大島の北東方,20万分の1地勢図からは落ちてます)) 徳之島(徳之島(鹿児島県),沖永良部島(鹿児島県),硫黄鳥島(沖縄県)) 八代及び野母崎の一部(熊本県南部,鹿児島県北部と宮崎県の一部) .日本列島の縮図.凡例数200超.カンブリア紀〜現在まで. 大分(第2版) (大分県南部,宮崎県北部,熊本県東部).分布する岩石は八代及び野母崎の一部とほぼ同じ. 横須賀(第2版)(千葉県,神奈川県,静岡県).伊豆弧の衝突による付加体の形成史.日本で最も新しい付加体の分布.
地質図幅(調査研究中) 5万分の1 須木 (宮崎県綾町,小林市,西都市,西米良村,熊本県あさぎり町) 豊田 業績 GEOLISで検索してみてください.斎藤は斉藤,眞は真で登録されていることもありますが.
教育実績 2010.11.16-2011.3.31 筑波大学大学院生命環境科学研究科地球進化学専攻非常勤講師
その他 地質相談業務も受けていますので,地質相談所へご指名でご一報ください(調査で不在の時もありますので安全です). 地質標本館の地質図関係の展示物,放散虫関係の展示物も作成しています.貸し出し等含めて相談に応じています.(地質ニュース1997年6月号など) 地質図を用いた商品開発を行っています.ジオパークやジオパークを目指す地域におすすめの商品です.地質相談でどうぞ.
地質図の一般向けパンフレットはこちら. 地質図のできるまでのページはこちら. | ||
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